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ありそうで意外と少ない観光コンテンツ② オープンカフェレストラン編

例えば、山中、川辺、海、眺めのいいローケーションにあるカフェで、オープンカフェレストランでないことが結構あります。
もちろんオープンカフェレストランでなくてはならないということではありませんが、いい景色や自然を一緒に満喫できることを思うと、もったいないと思ってしまいます。
オープンカフェと言っても、実際お客さんも季節によって冷暖房が効いた部屋を選んでしまいがちで、正直なところ賛否両論でしょうし、確かにオープンカフェにすることで、山中や川辺なら虫の問題、天気や季節の問題等々、いろいろなデメリットもあるでしょう。

ただ、普段そういう場所には住んでいない人からすれば、憧れというか、それを楽しみたいというか、そんな希望があります。
オープンカフェが1軒ポツンとでは、確かに観光とは言い難い部分はあるかもしれませんが、オープンカフェレストランにすることで(景色や自然という要素を取り入れることで)、観光に近づいていきます。近隣住民にとっても、そこに行って「ひと時を過ごそう」と思えるのではないでしょうか?

魅力になるものを外してしまうのは実にもったいないです。
山中なら、調理場を最小限にとどめて、あとは客席で、店舗内のように完璧に整えるようなことはしなくても、木々の合間にタープを張って、飲食の場にしてもいいでしょう。日差しやにわか雨なら避けられます。
川辺なら軒先テントを配して広いテラスを造るのもいいでしょうし、海辺でも同様です。
そういう場所だからこ、是非行きたいと思えるオシャレ感があった方がいいでしょう。

日本でオープンカフェレストランと言った時には、確かに日本の気候にそぐわない面があります。夏は湿気があり、外は快適とは言い難いですし、冬は寒く、雪だって降る地方もあります。
外国では夏と言えど乾燥している地域もあるので、日差しさえ避ければ案外快適だったりします。
また夏は湿気による暑さというだけではなく、皆「汗」を嫌いますよね。「汗は敵」のような感覚。でも、汗かいたっていいじゃないですか!日本の夏なのですから。それならオープンカフェレストランに「更衣室」みたいなものがあったらユニークですね。

ところでカフェに行くと、荷物を置くカゴはあっても、ハンガー掛けがありません。特に冬は上着を着て出かけますから、ハンガー掛けがなければ、大抵椅子の背もたれか、横の椅子の上、あるいは荷物置きの中に丸めて置くということになります。ただ、シワになってしまうような素材の上着だと、それをするのもちょっと嫌ですね。ハンガー掛けがあったらいいなぁ~とよく思います。カフェレストランからしてみれば、そんなスペース取るなら客席増やしたいと思ってしまうのかもしれませんが…
オープンカフェのオープン席の場合、外の気候がそのままなので、冬には案外ハンガー掛けがいりません。オープンカフェのちょっとしたメリットと言えるかもしれません。冬ならむしろブランケットかストーブが欲しいくらいです。

私からのアイデアです。

<空中カフェレストラン>

展望テラスでのカフェレストラン、普通にオープンカフェレストランというのは、まだまだ少ないとは思うものの、実際にあります。
景色のいい山の中でカフェがあったら…と思った時に、「オープン違い」にはなりますが、『空中カフェレストラン』を思いつきました。
山の中でとなると、いくらか木を伐採しなければならなくなることがあると思い、木の上なら、全く切らずに済むか、最小限でとどめられると思ったのです。
木々の上にガラス(アクリル?)の箱のカフェレストランというイメージです。天井も床も、そして360度ガラス=オープン。カトラリー等も超こだわったりして。美味しい食事にドリンク、見た目にも個性、スリルと解放感が併存。昼はカフェ、夜はバー。夜は下方は真っ暗なので、星空を楽しめたらいいですね。
造れるのであれば、オープンテラス席もいいですね。
特別な時間を過ごせそうです。
確か外国ではアトラクション的に空中で飲食できるカフェレストランがあったと思いますが、このようなカフェレストランは他にあるかな!?

これなら山中でなくてもいいかもしれません。崖、海、川の上でもいいですし、街中だっていいかもしれません。

<テントカフェレストラン>

少し広めの場所が確保できるのなら、テントを客席にしたカフェレストランもいいのではないでしょうか?
今も現存しているかどうかわかりませんが(20年くらい前だったので)、名古屋でビルの中の部屋に小テントを張ったカフェに行ったことがありました。中は薄暗く、灯はロウソクの炎のみ、エスニック調でとても雰囲気があったのを覚えています。
当時「室内にテント」というアイデアがとても気に入っていました。テントをイメージするのはアウトドアじゃないですか。それをインドアにしてしまうという発想が面白かったし、プライベートな空間が確保され、秘密の空間のようにも感じました。インドアでのいいところは季節に左右されないということですね。場所もビルが建ち並ぶ名古屋の街中ということもあって、とても人気だったと思います。
それをそのまま(テントのイメージ通り)アウトドアでやってしまうのです。室内ではありませんから、場所が許す大きさのテントでOK。
以前「イージーキャンピング」という記事を書きましたが、その延長ですね。

今は安全なアウトドア暖房器具もありますから、雪が降らないような地域であれば、冬でもできそうです。
折角のアウトドアですから、飲食するだけでは何かもったいない気がしますので、何か仕掛けのようなものがあったら面白そうです。
夜もライトをLEDにすれば虫も寄ってこないでしょうし、昼間とは違う神秘的な感じにもできそうです。


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