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先日、浜松市の阿多古川へリフレッシュしに行ってきました。

私はキレイな川が大好きで、キレイな川を観光の基本に考えて観光プランを立てることがよくあります。
川そのものは変わらなくても、季節によって、また周りの自然環境によって、違う魅力を魅せてくれます。
「川」と一言に行っても、規模の大小、流れの速さから水の透明度、そこに住む生物、渓谷、滝等があったりして何1つ同じ川はありません。そんなとろも魅力の1つです。キレイな川は本当に気持ちがいい!

透き通るブルー、場合によっては薄エメラルド色など、周りの自然環境と相まって、生活の煩わしさからエスケープできるような解放感、ただそうした自然の中にいるだけでリフレッシュできます。透き通る水中に潜れば、身も心も洗われて、自分自身が自然の中の単なる生き物のような気持にさえなります。

私自身が「キレイな川」と言った時には、ただ見るだけでは収まらず、「泳げる」ということが100%に近い割合で行く決め手となります。子供も一緒ということであれば、比較的浅瀬でないと危険だということもあるでしょうが、大人が泳ぐとなると、ある程度の深さが欲しいので、そういうポイントを探したりします。

浜松市には、天竜川という大河川があり、実際泳げるような川ではないのですが、上流に行けば泳げるところもあります。もう少し簡単に行ける場所として、支流の阿多古川があり、夏はバーベキューや水遊びをしている大勢の人達で賑わっています。私はもちろん人があまり来ないポイントに行きます。阿多古川はとにかく水がキレイです。水がキレイな川はだいたい冷たい。それでも泳げないほどではありません。
浜松市にはその他都田川もあって、そちらでもバーベキューや水遊び、泳げたりもしますが、水のキレイさで言えば阿多古川で、そのかわり都田川は水が比較的温かい特徴があります。(↓静岡県浜松市阿多古川)

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私が過去に行った川で、その美しさに魅了されたのは、長野県の阿寺渓谷です。あまりのキレイさに泳がずにはいられず、やっぱり泳いじゃいました。9月中頃行ったんですが、とにかく冷たい!!!何℃かはわかりませんが、1分も入っていられませんでした。場所は長野県だし、時期も時期ですから、当然他に泳いでいる人はいませんでした。(↓長野県阿寺渓谷)

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山梨県の尾白川渓谷もお気に入りの1つです。ここへは何度も行きました。長野県同様、冷たい水、そして美しい水の色。やっぱり泳ぎました。ここに行った時には、それでも数名水浴びしていましたね。渓谷づたいがトレッキングコースにもなっていて、結構な老夫婦もトレッキングを楽しんでいたりしていました。そんなやさしいトレッキングコースではないと思うんですが…正直あのパワフル感には脱帽です。(画像無)

かつてドラマでも舞台となった四万十川にも行きました。ここには夏(8月)行ったんですが、ほとんど誰も泳いでいませんでしたね。地元の人は泳がないのでしょうか?泳いでいたのは私だけではありませんが、もしかしたら観光者だけだったかもしれません。大河川にしてはとてもキレイで、特筆すべきは、「躊躇せずに入れる川」だったこと。川に入ろうとすると、最初はどうしても冷たさを感じるので、躊躇してしまいます。それがないんです。すごく驚きましたし、もしかしたら1日中いれるかも!?とさえ思ったくらいです。もちろん沈下橋もみましたよ!(↓高知県四万十川)

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伊勢神宮に行くのが毎年恒例になっていて、三重県でどこかないかと探した時に、銚子川がヒットし、伊勢神宮からは結構距離はあるものの行ったことがあります。こちらも水がキレイで比較的温かかったと思います。前回は「観光のついで」的になってしまって、あまり長い時間いませんでしたの、次回遠いのは遠いのですが、また行きたいと思っている川です。(画像無)

今行きたい川は、長野県上高地の梓川です。有名なのに、これまで行ったことがありません。しかも隣の県であるにもかかわらず…浜松からはアクセスが悪いんです。
機会があれば四国の仁淀川、神奈川県のユーシン渓谷にも行ってみたいです。

他にもまだ見ぬキレイな川があるはずなので、調べたり、出かけた際の気まぐれや偶然と併せて見られたり体験できればいいなと思っています。

川はこうしてレジャーとして楽しめる反面、整備されていないような場所であると、もっぱらトイレに困ります。なるべく用を足してから~が基本ですよね。トイレがあったとしても、臭い汚いがまだまだ多い。しかも、川のちょっと奥に行った泳げるようなスポットは、駐車場がないことも多く、路肩の駐車場っぽいスペース(?)に停められるか否かも重要になってきます。これらが整備されているような所というのは、浅瀬で家族向けの場所が多いので、一人で行く、もしくは大人だけで行くには、「泳ぐ」が目的の1つに含まれていると、ちょっと物足りなく思います。
だからと言ってお気に入りのスポットが、正直整備されてしまう(観光コンテンツになってしまう)のもイヤだな…というパラドックスも生じたりします。
もし観光地に…ということであれば、「川は長い」ので、その一部、あるいは細い支流であればその入り口付近に駐車場を完備して、送迎車、ポイントの混雑状況把握、ポイントポイントごとにトイレがあるのが望ましいですね。

阿多古川でリフレッシュした後、駐車場に向かうと、朝なかったゴミが点々と…残念でなりませんでした。どうしてゴミを撒き散らして帰るのかと。自分の土地ではない場所で、皆が気持ちよく使う場所であるはずなのに!もちろん拾って帰りました。ゴミを捨てる人にとっては、自分の土地ではないからこそ捨てるのだと言うのかもしれません。そこへは外国人の友人と言ったので、日本人としてなんとなく恥ずかしい思いをしました(私達以外には日本人しかいなかったので)。私は日本人の代表でもなんでもありませんし、日本人だから全てのモノコトに対して手本でいなければならないとも思っていませんが、「自分のゴミは自分で持ち帰る」は今や常識ではないでしょうか?全く難しいことではありません。そういう意識でいられる人がもっと増えたらいいなと思います。

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