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神氣を訪ねるバイク旅

雰囲気、気配、気持ち、「気」とつく言葉とは目には見えない霊的なエネルギーだ。自分という存在もその正体は肉体に宿る霊魂であり、そこから【気】というエネルギーを発している。

目で見ることは出来ないが感じ取ることはできる【気】。

手と手を合わせると自分から発する気を感じ取りやすい。少し離したり近づけたりすると分かりやすい。ぜひ今やってみて。

ヒトは魂から気というエネルギーを発している。それは霊魂の中心からトーラス構造で放射されている。だからその様子を模した【氣】という漢字の方がしっくりくる。気ではなく氣。

神社やお寺などの一般に言われるパワースポットは大いなるの源のエネルギー【神氣】を感じる場所だ。源のエネルギーとは宗教的に言えば神道ならアメノミナカヌシ、仏教なら大日如来だろうか。とにかく全ての生命の源であり、おそらく宇宙のどこかに存在しているのだろう。

バイクに乗って旅をするのは素晴らしい。一人ぼっちは少し寂しいけど、自分だけの旅の世界に没入できる。友達と走るのも楽しいけど、真の楽しさは自分のだけの旅路を冒険することだと知った。いや…実は幼いころから知っていたのかも。

あてもなく山々や海岸を走り、崇高なる自然の中に飛び込んでいく。バイクだから肉体が露出していて、その素晴らしい空間の中を駆け抜けていく感覚が私の魂(玉し霊)を震わす。

MotoguzziV7でもスーパーカブでも、見える景色の感じ方は違えど、日本の自然に存在している八百万の神々が、一人のライダーを祝福しているようで実に不思議だ。そして神社に詣でれば神話に登場するようなビッグネームの神様が、旅人を歓迎してくれるのだから実にありがたい。

何かに呼び込まれるように山の奥深い林道に入ってみた。そこで突如として出現した巨木はまるで私のことを呼んだみたいだった。

生きている。

生命は神秘であり素晴らしい。
一本の巨木が教えてくれる。

その太い幹に手を触れると、自分の氣が巨木の生命と共振して深く呼吸をすると地面深くの根の先から、天の突端の枝まで
下から上へ、また上から下へ
呼吸と共に氣が上下する。

木、岩、滝、山、海、寺社仏閣も、あらゆる所に自分の玉し霊から発する氣と、大いなる源である神氣を同調できるスポットが存在しているのだ。

それを訪ねるバイクの旅にただ夢中になっているのだ。

今日も見て頂き感謝です。

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