見出し画像

風の時代を「自分らしく生きる」を熟考してみる

みなさま いつも見て頂きありがとうございます。

令和六年二月二十日 ~ 二十五日 
  立澤重良  個展
 【写真で紡ぐバイクの旅】
於:千葉市民ギャラリー・いなげ

 
大盛況で無事に終了いたしました。

ご来場いただいた皆様、応援して下さった皆様
本当に感謝でございます。ありがとうございました。

バイク旅の魅力を写真で伝える私の活動。
およそ20年の集大成といえる43作品を展示してみました。

照れるぜ

いつも応援していただけるファンの皆様、バイクやツーリングが大好きな人、写真を愛する人、地域の人やたまたま立ち寄った人。多くの方にご来場いただき、その数は予想の倍以上でございました。

とっても嬉しいです。

さて今回は個展で評判の良かった作品をいくつかご紹介いたします。

天の川銀河

まず一枚目は去年の6月に南房総の白浜で撮った天の川の写真です。
まだスーパーカブ110を買ったばかりの頃で私にとって思い入れの深い一枚です。
みなさん千葉から天の川が見られることに驚かれていました。
こういったシーンでの撮影秘話などは、対面で会話できてこそ楽しく盛り上がるものですよね。

自然のエネルギーを光の粒たちが演出する

続いては市原市の月崎から久留里へぬける県道で撮った楓(紅葉?)の木の作品。
ここ、ふだんは何でもない景色で素通りなのですが、季節や時間帯による一瞬の絶景をとらえた作品です。
私たちが見ている現実世界は、まさに自然というエネルギーと光たちの演出による神秘の世界です・・・それは一瞬の儚さなのだ!
と一枚の写真で表現できた・・・いや、私は何もしていないのだけど、大いなる何かが私に撮らせてくれた一枚です。

気動車キハ40

今回の個展は千葉市の施設である千葉市民ギャラリー・いなげをお借りしたので千葉で撮影した作品を多めに入れてみました。
小湊鉄道 上総大久保駅で撮った気動車キハ40のある風景です。
この作品はMOTOGUZZIのイタリアのFacebookグループで大変好評だったのですが、個展でも「これ好き!」と言っていただける方が多かったです。
ありがとうございます!

バイクに乗らない人にも、この楽しさ伝われ!

続いてはMOTOGUZZI V7specialで紅葉を駆け抜ける秋の桧原湖畔。この撮り方は私の十八番であり、ツーリング写真に詳しい人でも驚かれる写真でございます。
このように撮れるようになるまで時間をかけて試行錯誤して、膨大な失敗を生み、ようやくイメージがカタチになったと言えます。
これをどうやって撮るの?というご質問をたくさんいただき、【秘密を作らない主義】の私はぜ~んぶノウハウをお話して、皆さんに喜んでいただけました。

このコクピット風景の作品はBMW R1200GSで撮った初夏バージョンとペアにしてA2サイズパネルで展示しました。
このパネルは富士フィルム社のWall Decorという製品で写真自体はマット仕上げ、本体は木製パネルで美しいブラックの額です。
今回の個展の目玉として最も目立つ場所に展示しました。

脳に事前にオーダーを入れてシャッターチャンスを授かる方法

最後は去年の秋に撮った栃木県の那須塩原市で撮った虹の作品です。鮮やかで下方からくっきり視認できる印象的な虹。強いスコールが山間いで降っている一瞬をとらえました。何といっても虹ですから技術だの経験だのは置いて、大切なのは「もっている人」であることですよね。

虹に会いに旅に出る、と事前に脳にオーダーを入れておく方法なのですが・・・このお話、皆さんなかなか信じてもらえませんでした~
潜在意識、右脳は未来原因説で時間が逆に流れているから・・・なんて話をしても、ブッ飛びすぎの話なので無理もないですよね。

でもこれ、私がいま一番興味深いところなんですよ。
機会があったら脳のオーダーを入れる潜在意識撮影方法として記事をひとつ書いてみたいと思います。

MOTOGUZZI V7special

バイクの旅は素晴らしい。私はそれを写真で伝える一個人です。

個展を開催するにあたり「何のために個展をやるの?写真を売るの?仕事をもらうためのプロモーション?」と聞かれることもありました。
写真は販売しませんし、お仕事の依頼が欲しい訳ではありません。私は普段、東京の港で写真と関係ない仕事をしています。

では何のため?? と聞かれれば自分らしく生きるためです。

今回、多くの方々にご来場いただき、楽しく会話してその表情や嬉しいお言葉をいただき、思いました。
「みなさんに喜んでいただけた」「役に立ったな」「自分も微力ながら社会を明るく灯したな」「幸せだな」と。

自分は果報者です

個展は会場費用やプリント費用などお金だけで言えば損失のみで利益はないです。それでもやるのは自分らしく生きること、誰かに喜んでもらい、社会を少しでも明るく灯す、それが跳ね返って自分を幸せにするからです。

その幸せを恩返しでまた発信する。これを繰り返して風の時代にふさわしい自分らしさを得る。失っていた自分らしさを取り戻す・・・

そう取り戻す・・・昭和、平成と思えば自分らしく生きにくい時代だったのかも、と感じます。みんなと同じに、立派な社会人に…そんな自分らしく生きにくい時代が終わり、自分らしくしてもいいんだよ、という時代の幕開けである。
今回の個展ではバイク旅の魅力と同時にこの大切なメッセージが発信できたと感じております。

私は私らしく 楽しく生きる

どこの誰だかも分からない無名作家のために、わざわざ雨の中を電車を乗り継いで県外から来てくれる方、本当に嬉しいものです。その恩返しがしたいとまた意欲がわいてきます。

私たちは日本人ですから年号というのを節目に、新しい時代に対応した新しい生き方を選びたいですね。自分らしく生きる、そのヒントは自分が大好きなもの、得意なものです。それがまだ見つけられない人は一度、人と比較をするのをやめてみましょう。自分は特別に素晴らしいと自分自身を認めてあげましょう。

物事を成し遂げること、願望を成就するためのコツは楽しむことです。例えばダイエットに失敗したとき、原因はダイエットを楽しめなかった自分にあります。転職に失敗した場合、原因は新しい仕事を楽しめなかった自分にあります。

古い時代、楽しんでいると「いつまでも遊んでいるな」「まじめにやれ」という圧力を受けました。だけど楽しむことは絶対に悪いことなどではありません。人間、楽しめないと何事も成し遂げることができないんです。義務ではなく欲求にするのがポイントです。一瞬一瞬を楽しめる達人になりましょう。

自分の好きなことをとことん楽しみ、自分の得意なことを活躍させ、ワクワクしながら誰かを喜ばせること、何かの役に立つことに意識を向けてみましょう。立派にやり遂げる必要はありません。他人と比較するのもやめましょう。

令和の時代、風の時代を自分らしく生きるために、自分をバージョンアップしてみると景色が変わって見えますよ。ここまで読んでくださった方なら、きっとこの意味が分かるはずです。

読んでいただき心から感謝です!!

立澤重良個展 【写真で紡ぐバイクの旅】の様子はこちらのYoutube動画でも公開しております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?