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ヒトの魂は【考える霊魂】である

僕は写真家として 写真をやる上でも
一人のヒトとして生きる上でも 大切にしていることがある

それは魂とは考える霊魂であり 考えるとは雑多な思考ではなく
自分のアタマでよく考え 【創造性ある考え】を持つエネルギー体であること といったもの。

誰かが撮った写真を模倣したり 人気の撮影スポットを調べて出向いたり
かつて自分が撮った写真の撮り方、場所、被写体などを
同じように繰り返すパターンの固定化…

こういったお手本の模倣、ワンパターンは必ずしも悪い訳ではないが
好奇心、挑戦、クリエイティブといったワードとは真逆の保守的な
発想であるということは忘れてはならない。

模倣やワンパターンは人間の無意識が思考を働かせようとせず
怠けているのだ。
何しろ無意識は本当は優秀なくせに楽が大好きだ。

日常的に考えるのを放棄すると 思考の怠け癖がつき
自分のアタマで考えない 思考停止人間となる

先に書いた通り 私の考えでは
ヒトの魂とは 考える霊魂である
だから 考えることを放棄すると 魂はぬけ
抜け殻のヒト ゾンビ化がすすむ

確かに 事前に情報を集めたり 他の人がどうしているのか?
調べるのは一概に悪とは言えない。

だけど、合理的な考えに頼りっきりで自分らしい創造がなければ
それは個人の表現ではなく大衆的な写真文化にうもれてしまう。

本当に自分という魂が望むものは 自分ならではの表現である
苦しみの上 生み出したものが 何かに貢献できた時の喜び

だから自分の好きなこと 
自分の場合はこうです、という堂々とした表現 
アイデアやユニークさ
全て自分という唯一無二の個性を 作家性として打ち出し
この世界で爆発させるように情熱的にやってみようではないか

写真家 立澤重良 

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