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【第31回】大佛次郎記念館

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【開催概要】
・見学先:大佛次郎記念館
・開催日時:2020年10月30日(土)
・参加者:10名+大佛次郎記念館スタッフ

第31回目の見学先は港の見える丘公園南にある「大佛次郎記念館」。同じ場所に見学に行くのは、実は初の試み。2019年の「ビブリオバトルシンポジウム」で開催実績として「大佛次郎記念館」に行ったことを取り上げたところ、それを見ていた大佛次郎記念館のスタッフさんからお声がけいただきました。その時の出会いから生まれたのが、今回のコラボでした。

【行程】
(1)「大佛次郎記念館」スタッフによる特別展解説

(2)企画展「大佛次郎の住まいをめぐるヒストリー 鎌倉そして横浜」見学

(3)記念館内会議室にてビブリオバトル

(1)「大佛次郎記念館」スタッフによる特別展解説
まずは特任研究員さんによる「たてもの秘密トーク」が行われました。企画展に合わせた、大佛次郎記念館自体の建築物の由来などを教わりました。

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個人的に印象に残ったのは、記念館内に飾られている「建築の七灯」。ランプとともに猫の置物が飾られており、それぞれ「生命の灯」「美の灯」などの意味が込められています。…がその意味と、一緒に飾られている猫の置物にはなんの関連性も見当たらない…という逸話。猫は可愛けりゃ、あとから意味がついてくるんですね。

(2)企画展「大佛次郎の住まいをめぐるヒストリー 鎌倉そして横浜」見学
こちらは大佛次郎の居住にまつわる特別展でした。大佛次郎は猫と一緒に住むための理想の間取りを妄想しており、本人が描いた間取り図が公開されていました。猫の動線を考えた間取りは「愛があふれているなぁ」と、「理想の間取りを妄想するのは、誰もが一回は通る道なのかもしれない」と、感慨深かったです。

(3)記念館内会議室にてビブリオバトル
館内見学後、会議室に戻ってきてのビブリオバトル。記念館のスタッフさんも観覧として参加していただきました。感染予防のため、発表者の前にはクリアパネルを配置しました。

【テーマ:住】
第1ゲーム(通算56ゲーム目)

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①『鳥の巣の本』鈴木まもる
②『ルポ新大久保』室橋裕和 ☆
③『こんなに違う京都人と大阪人と神戸人』丹波元
④『キマイラの新しい城』殊能将之

第2ゲーム(通算57ゲーム目)

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①『移民の世界史』ロビン・コーエン
②『ものがたりの家』吉田誠治 ☆
③『言志四録』佐藤一

企画展に合わせて設定したテーマです。「建物」「地域」「動物の住処」…いろいろな解釈がでて、幅広い選書でした。

ちょうどコロナの谷間でもあり、換気やマスクなどの感染予防を行いつつのリアル開催でした。直接お会いして見学やビブリオができる幸せを、改めて感じられた会でした。

大佛次郎記念館では会議室の貸し出しを行っているとのことですので、横浜でイベントを考えている方は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。


【大佛次郎記念館】
〒231-0862
横浜市中区山手町113番地
TEL:045-622-5002
FAX:045-622-5071
http://osaragi.yafjp.org/about/


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最近のメモ

PS5がまったく買えません…。

やりたいゲームは『デモンズソウル』だけだから別にいいし…。

と、強がる日々…。

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