今の気持ちを忘れない

新年早々、辛いニュースが続く。
海の向こうで起きている戦争は一向におさまる気配はないし、頻繁に打ち上げられる隣国のミサイルも不気味。
それだけでも怖いのに。

これまで60年間、大きな災害にも事故にも遭わずにいるのは、本当にありがたいこと。
屋根のある部屋にいて、ふつうに電気ガス水道が使えて、ふつうに食事ができる。
それだけで幸せ。
それが幸せというもの。
そのことを忘れないようにしよう。

今年は何をしようかとか、今週どう過ごそうかではなく、「明日何しよう？」「今日何しよう？」を基準にする。
先のことなどわからない。
やりたいことは先延ばしにしない。
行きたいところは「いつか」ではなく「すぐ」行く。
つながる人、断ち切る人の判断も先送りにしない。
リアルでもネットでも。
今年は郵便料金がかなり値上がりするので、年賀状はもう送らない。
送ってくれた人の中で、そばにいて欲しい人にだけ返事を書く。
会いたい人とは会っているから、いまさら増やすこともない。

大晦日から年明け三日まで、娘たちが滞在した。
二人とも仕事に忙しく、ドラマなど全然見ていないと言うので、『日曜の夜ぐらいは』を教えてあげたら、ネットで一気見してきゃあきゃあ騒いでいた。

若い。

私たち夫婦は全然知らなかった川村壱馬くんのファンなんだそうだ。
いちいちリアクションが大きくて、いちいち崩れ落ちている。
二人と一緒にこのドラマを見たら、もっと楽しかっただろうなあ。

そんなことを思う平常運転の五日。