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誰のために喰む

食欲が出ない期。

景品で当てた米を炊いて、貰い物のなめ茸瓶詰めで温かいご飯を食べた。
午後2時、今日は人との予定も用事もない。食べることは生きること。
誰のために食べるのか?

食べることが唯一の楽しみだと友達はいう。同業のフォルダー持ちで生活している。年中鬱でほとんど動けず、調理もできないので空腹に突き動かされ800円ほどのすぐ食べられる食品をディスカウントに買いに行く。1日分の食料。
私はスキル的には家事全般習得している。手仕事もできる。

体を維持するために喰む。
特別な宗教を信仰するわけではないが、宗教には生きるヒントが簡単なルールになって散りばめられている。

「足るを知る」
もう少しいい生活をしたい、
楽しいことに浪費したい、
幸せを感じたい、、、

生きているからこその欲。
心は欲という重い性質を掴みやすい。だから自分のものである命と体に、この社会で必要な肉付けを選び続ける。労働以前の仕事がある。

私の体は喘息発作中で気分も意欲的ではない。だからこそ元気を出せる手当が必要だ。
元気を出したら今までのノウハウを生かして他者に献身できるように、社会の歯車になって生きるように努力する。
今日の食事と布団、休める時間、
今日必要なものは全て揃っている。
自分を生かして明日につなぐ。

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