検索ビジネス戦争勃発。サプライチェーンシフト。5つのD。
FRBからはタカ派的なコメントが出てきたりして、マーケット関連記事もインフレが再燃するのではないかとか、株式が割高だとかで、ネガティブなものが多いように思います。
株なんてものは、上下あるものですが、重要なものはトレンドです。
テクニカル的には底打ちをしているので、次は上がって行く番だと考えています。
検索ビジネスは最も収益性の高いビジネス
2022年は年間を通じて下落してきたことで、様々な悪材料を織り込んできたと言っていいと思われます。
結果的に底打ち感が年後半に形成されて、今年はその反動で上昇でスタートすることとなりました。
では上昇中に何を買うのか?
ChatGPTの登場でテクノロジー戦争、もっと言えば検索ビジネス戦争が勃発しました。
ChatGPTの登場でAIと名の付く銘柄が急騰し、マイクロソフト株が強く、アルファベットが弱い展開になっています。
特にアルファベットは対話型検索BARDを発表しましたが、内容が間違っていたことで株価が急落し、その一方でマイクロソフト株が上昇しました。
検索ビジネスは最も収益性の高いビジネスとして知られていて、これまでアルファベットの独壇場でしたが、そこに風穴があいた形となりました。
以下対話型検索です。
マイクロソフト:ChatGPT+Bing
アルファベット:Bard
バイデゥ:ERNIE Bot
下剋上のようなことになるのか、最終的にアルファベットの独壇場が続くのか、ダークホースが登場して、マーケットを席巻してしまうのか、今はまだだれにもわかりません。
少なくとも間違いなく言えることは
半導体需要が一段と高まる。
同時にデータセンター需要も一段と拡大。
そう考えたら、まず何を買うべきか明らかだと思います。
半導体株、データセンター株。
具体的な銘柄は最後にまとめます。
アメリカのサプライチェーンシフト恩恵銘柄
次は、コロナで一気に加速したサプライチェーンシフトに関する銘柄です。
欧州は近隣のトルコやポーランドなどにシフトしているようですが、アメリカはメキシコです。
以前からメキシコでの生産は続いていましたが、ここにきて一気に進んでいる形です。
メキシコに倉庫を持っている株。
倉庫株と言いますか、ロジスティックスREITです。
半導体株のような急騰はないものの、着実に、堅実に、上昇トレンドに入っています。
FFOも12%以上の成長をしていますし、配当金は当然毎年上がっています。
S&P500より高い成長しているのは明らかです。
5つのD銘柄 実は収益の化け物!
5つのDと聞いて、何のことかわからないという人もいるかもしれませんが、これはアメリカの、住宅事情、個人消費と関係している銘柄です。
トランクルーム銘柄です。
あ~~~あれか!
と合点の行く人も多いと思います。
実はあれ、収益の化け物だと知っていましたか?
個人倉庫なので、作る費用は高くありません。
シンプルなつくりなので、住宅の1/6程度。
立地が多少悪くても需要は高い。
ワンオペで簡単に回せる。
デジタル化でコストは年々低下。
費用が滞ったら中のものを売るだけ。
消費大国のアメリカならではのビジネスですが、今後もこの成長は続くと考えられます。
では、最初に挙げた5つのDについて説明していきます。
5つのD
DEATH(死)
DOWNSISING(小さな家への引っ越し:最大理由)
DIVORCE(離婚)
DISLOCATION(災害失業などによる移転)
DECLUTTERING(整理整頓)
住宅価格の上昇が著しいので、そういう事情も追い風になっていると思います。
しかも、売り上げはインフレとほぼ連動していますので、コントロールが完全にできるわけではないものの、安定していると言えます。
コントロールできるものはコストとなります。
結果REITの利回りは、おおむね3~5%前後。
高いか低いかの問題はあるものの、近年の債券利回りの上昇を考えたら、5%水準は非常に魅力的ではないかと思います。
投資対象として非常に面白いです。
難点は、参入障壁が低い。
極論すれば、空いている土地があればすぐにでもトランクルームにできてしまいます。日本にも至る所にトランクルームがあるのはそのためです。
後は地域差もありますし、銘柄ごとのパフォーマンス差もありますので、その辺はご自身の判断にお任せします。
銘柄紹介まとめ
これまで書いた内容をもとに銘柄をまとめておこうと思います。
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