最強の長期投資の王道銘柄はこれだ!! SPY, VOO, VT, VTI, VIGの比較
SPY, VOO, VT, VTI, VIGでの長期投資が投資での必勝だということは、周知の事実で、もはや選択の余地はありません。
そんな長期投資銘柄の王道中の王道銘柄を、比較してみようという回です。
結論は簡単ですので、非常に短いです。
■銘柄の説明
■チャート比較
■パフォーマンスの差の理由
■今回のまとめ
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■銘柄の説明
まず、銘柄について説明します。
SPY、VOO:S&P500連動
VT:全世界株式インデックス
VTI:全米株式インデックス
VIG:10年以上連続増配株式インデックス
となります。一つ一つ説明する必要は特にないと思いますが、一つだけ説明が必要かもしれないVTIとSPYあるいはVOOの違いについて説明します。
ご存知の通りS&P500は、アメリカ株式市場の500銘柄で構成されているインデックスです。定期的に銘柄入れ替えが行われます。
VTIの全米株式インデックスとは、アメリカ株式市場に上場している株式をほぼすべて網羅しているインデックスとなります。銘柄数で3529銘柄、時価総額で99%以上となっているようです。
能書きはこのくらいにして、チャートを比較してみましょう。
■チャート比較
一発で結論に到達するチャートです。
SPY:青
VOO:水色
VT:紫
VTI:ピンク
VIG:黄色
もうお分かりと思います。わずかどころか、かなりの差でVTIがアウトパフォームしていることがわかると思います。
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VTI最強
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これが答えです。
後は、その理由なので、ここで終わっていただいて十分かと思います。今後もこのパフォーマンスの差は開くことはあっても縮まることはないと思います。
■パフォーマンスの差の理由
S&P500が最強だと信じていたのに。。。
なんだか洗脳から解除されたような衝撃ではないでしょうか?
なぜ、こうまでもパフォーマンスに差があるのかという説明をしたいと思います。
実は、その原因は、S&P500のインデックス固有の特徴からきています。
1.銘柄入れ替えしているため
2.大型株中心のため
つまり、銘柄入れ替えしているため、排除された銘柄が、その後回復するケースがかなりあるのです。
実際そういう研究データもありまして、銘柄入れ替えで新しく入った銘柄より、排除された銘柄の方が年3%以上高かったという研究です。
最近のS&P500の銘柄入れ替えで話題になっているテスラですが、前回はいることができなかったけれども、代わりにエッツィ($ETSY)という、手芸品を販売するコミュニティー企業です。
これを聞いた時、S&P500は劣後すると確信しました。そして、今度はテスラを入れようという話になっているようですが、すでに時価総額等を考えた場合、パフォーマンスにどの程度貢献できるのか、かなり疑問に思っています。
良かれと思った銘柄入れ替えが、パフォーマンスを落とす原因になっているという1の説明です。
次は、2についてです。
これは、ほぼ大型株で構成されている指数という特性のために起きています。これはRussel2000と比較すると結果は明らかです。
パフォーマンス的には、中小型株の方が高いのは明白で、それらを指数に組み入れたVTIがパフォーマンスで勝利できるというわけです。
ただ、SPYとVTIとでは、大きな問題点が一つあります。それは出来高、売買代金です。
SPYの直近平均出来高:6450万株
VTIの直近平均出来高:295万株
となっていますので、流動性が圧倒的に違います。なので、200万株程度の出来高では、売買できないという大口投資家でない限りは、VTIがいいのではないかと思います。
■今回のまとめ
長期投資の王道中の王道銘柄を比較してみた結果
VTIが最強
それでは、皆さんが大儲けできますように。
ではまた。
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