見出し画像

アルマ恋占いbotの思わぬ効果

随分、前から「占いクラスタ」というのはどこにむけて発信しているのか?

これが私の疑問だった。私は今の燈子のアカウントを作った目的は、1占い師としてどんな人間かを知ってもらうことで、顧客とのアンマッチを防ぐこと 2宣伝 3占い系の情報収集 4他の占い師との交流(少し) を兼ねており、集客ツールとしてはあまり考えてこなかったし、今も考えていない。集客として使うとなると定期的に営業宣伝を載せる必要があり、それをbotとして仕込んでいるアカウントもある。だが、こういうアカウントは、毎時間、宣伝を呟くので夜中は宣伝でタイムラインが埋められ、欲しいフォローしている人の情報が取れなくなることが多かったので、フォローをやめた。また、基本的に全てのRT機能を停止している。リストも、昔、本アカウントで作成したことがあるが、リストはRTが表示されるので、返ってタイムラインが見にくくなるので、占い垢では作成していない。日運も、朝には溢れ返ることが多かったので、整理させてもらったが、驚いたのは、フォローしている人以外の日運ばかりで占められていたことであった。誰かがいいねを縞くれば、それが反映される。やもうえず、知らないフォロー以外の日運投稿者は、表示されないようにさせていただいた。今は、非常にすっきりと相互フォローさんの呟きが反映されて追いやすく、絡むこともでき、情報も取れるため快適である。

ただやはり、占いクラスタは、占い師同士か、占いが好きな人が占い師をフォローするという構図で、占いをまだ利用したことがない一般ユーザーに、どう占いを使ってもらうか、そちらの集客の方が、私の関心であった。

これは、完全に嬉しい誤算だったのだが、アルマの恋占いbotを作成する時に、私はそんなに深く考えていなかった。自分がただ、作りたいという気持ちのみで、あの子を誕生させただけである。だが、アルマのbotを使う人は、占い好き以外の一般ユーザーも入り込んできている。個人鑑定は、私の本来の提供価格帯では、依頼する人がおらず、別にそのままでもよかったが、お問い合わせが増えてきたため、無料から有料への橋渡し的な金額と、占い師の労力や負荷が大きくならない仕組みを作って、個人鑑定を始めた。

普段はワンコインの500円ではご相談は絶対に受けない。無料や金額が安いと、悩みへの向き合い方が軽いためである。私が、無料鑑定を開放するときは、必ず新しい占術などのデータやサンプルどりのためのみである。自分にとって大きな価値をもらえないことはしないと決めている。駆け出しで、まだ有料鑑定を始めて数ヶ月や半年だとか、鑑定人数がある程度積める経験がない場合は、別である。むしろ、サンプルをとるような時点、自在に操れる状態でないうちに、その占術や占い師としてお金をいただくのはちょっと、、というのが私の考えである。(他の人は知りません)未熟な腕で、生臭い料理を食べさせ、お腹を壊させるかもしれない腕で、お金をとって人様にお料理を提供はできない。こちらも研鑽させていただく、という意識。それは、自分がプロと名乗るからには、ちょっと譲れない。

だが、新しい占術以外の、すでに今の状態では、私はそれなりの結果を出しますということで、このお値段でやらせていただいているのだ。だから、アルマの個人鑑定は当初、値段設定に悩んだ。ワンコインでやらないと決めているのに、ここでワンコインで鑑定することの矛盾をである。

だが、今まで無料でずっとアルマを愛用してくれていた人たちが、意を決して自分のお金を出して、依頼されるということがどういうことなのか。それは、その人にとって「初めての有料鑑定」になる可能性が高い。ならば、格安でハードルを低くして、しっかり占いをしてもらうとはどういうことかを、知っていただけるチャンスである。

故に、格安鑑定の代わりに、文字数を極端に減らさせてもらった。私が通常、鑑定するときは2−3000円で2000文字程度だ。それを600−1000文字以内に設定した。これなら、早いと5ー10分で鑑定は終了する。メール鑑定は、依頼者様からの情報収集を含めると何往復かのやりとりになり、若干煩雑になるので、その手間も抑えるために、鑑定後の質問も禁止にしている。

その他、最初のやりとりの部分からも、有料鑑定では本格的に無料とは異なるということを、依頼者様にはわかっていただく文章を送ることで、鑑定の枠を作る。人は、きちんと整列されたところにはしっかり並ぶ。

そうして、他の若手占い師さんにも鑑定をお願いすることで、返答スピードが上がった。依頼者様からも、他の占い師さんの鑑定結果に非常に満足しましたと、わざわざお礼のメールがアルマに届いたことがあり、とても嬉しい。

結局、私が当初、どうやって一般ユーザーさんを占いの世界に誘うかということが、アルマで実践されつつある、ということが嬉しい誤算であった。

私としては、ネットの一部のTwitterユーザーではなく、多くの占いを利用したことのない人々で、占いをやってみたいという潜在ニーズがある人たちに占いを有効に気軽に活用してもらいたい。ちょっとした、村のお婆のところにいくみたいに。だから、これから街に出ようと思う。私のやり方で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?