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もしかして、私は傷ついているのかもしれない

それともまだ癒えていない傷があるのかもしれない。

そう思ったのは、
最近、すっきりかけない理由を考えたとき。

最初それは私が何を書けばいいのか決められないからだと思った。
私の言葉は誰に向けて書けばいいのか迷っているから書けないのだと思った。

例えば心の作用について書くのも、
元気が出ない人たちなのか、それとも元気すぎる人たちなのか。
傷ついている人なのか、知らず知らずに傷を負っている人なのか。

自分は誰に何を伝えたいのか、気持ちが定まらないからだろう、
と思った。
早くそれを決めなければ、と焦ってもいた。

でもふと、自分はどうなのだろうと思った。
自分に向けて書けとあんなに言っていたのに、
今の自分にどんな言葉を贈ればいいのかわからなくなっていることに気づいた。

今のわたしは元気がないわけでもないけど、
カラ元気なよう気もする。

そこで心に問いかけてみた。
わたしは傷ついているのだろうか。
知らず知らずに傷を負っているのだろうか。

それからここしばらくのアレやこれやを思い出し、
思い当たる言葉を辿っていくと、ふわっと涙が浮かんできた。

そのどれかに心が抵触したらしい。

それで分かった。
やはりわたしは傷ついていたのだ。
それほどの深傷ではないにしても、
やはり心は傷ついていたのだ、

そしてそれが分かった瞬間、痛みが少し和らいだ気がした。

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