見出し画像

悩み事のほとんどって、
問題の答えに対する悩み事のことなんだって、
最近つくづく思う。

例えば婚活では、
「自分の持病を最初に言ったほうがいいのかどうか」

その他にも、
「言いたいことを我慢せずに言ったほうがいいのかどうか」

または
「泣けないけど、泣いたほうがいいのかどうか」

自分で答えを出せる人は
自分で答えを出せる人って相談になんてこない。
「そんなの自分で決めることでしょ」って思うだろし、
「好きにすればいいじゃない」って言うだろけど、

それが決められないことが悩みなんだなって気づく。
だから聴く側としては、まず、

「ああ、答えを出したいのね」ってことを受け止めています。

そして、来談者さんたちが本当に知りたいのは、

そしてそれは決して決めてほしいとか、
ベターはどちらなのかを知りたいのではなくて、

むしろ決め方じゃないかと思うのです。

それに、心の中では「こうしたい」という思いはあるのに、
反対のことを言われるのが怖い、そういう思いもあるのかもしれません。

だから
「ここで決めなくてもいいよ。そのときに気持ちが辛くないほうでどうですか?」
と応えました。

ある意味、無責任な答えだったかもしれません。
でも、どんなこともこれしかない!という答えはなく、
どんな結果が出たとしてもそれに良し悪しをつけることなんて出来ません。

むしろ、その迷いや悩みが思考や行動に負荷をかけているほうが問題です。

そこに、こうするべきだやこうしなければ、みたいなカチコチの思考が
入るとさらに気持ちは萎縮します。

だから少しでも辛くないほうを選んでほしいのです。

婚活のことで悩んでおられた来談者さんにその言葉をお伝えすると
「それでいいんですね。」と、少し肩の力が抜けたようでした。

また頑張ろうと思える気持ち
それが、明日を生きる力になると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?