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東京都目黒区の守谷司法書士事務所です

ご挨拶

はじめまして。
東京都目黒区の司法書士 守谷幸之助(もりやこうのすけ)と申します。
令和6年1月に東京都目黒区青葉台4丁目で「守谷司法書士事務所」を開業しました。よろしくお願いいたします。

自己紹介

 生まれは伊豆半島の静岡県伊東市です。ご存じの方も多い「ハトヤ」ホテルで有名な温泉街です。
 冬は温泉、夏は海水浴で賑わい、とりわけ新鮮な地物海産物に関しては、関東近郊から簡単に訪れることのできる場所の中ではトップクラスの美味しさだと自負しております。

司法書士を目指すきっかけ

 大学の法学部卒業後は、法律書や税務専門書、公務員向けの書籍などを取り扱う出版社に就職しました。
 残念ながら、業界自体がいわゆる出版不況と言われる状況にあり、10年、20年先を見据えたキャリアプランを思い描くことが、当時の自分にとって、非常に難しいものでした。
 おりしも士業の専門書を取り扱う版元、また従事していた業務の一つが意匠や商標、印税等の管理だったこともあり、専門職の方々とのやりとりはかなり多くありました。
 そのたたずまいや、頼りになる言動の一つ一つに強い憧れを抱いたことは言うまでもありません。自分も当社書籍を必要とする側の人間になりたいと思ったのが司法書士を目指したきっかけです。

受験勉強

 出版社勤務時代から早稲田セミナー(現在はTAC)の社会人講座の受講をはじめ、約2年間ほど働きながら勉強をしました。
 一通り受講が終わったタイミングで、試験の半年前に会社を退職し、専業受験生となりました。
 今思えば見通しが甘かったと評価せざるを得ませんが、試験結果は惨敗。マークシート足切りにも届かず、生半可な勉強では到底合格できないと感じたことだけが唯一の収穫でした。

司法書士事務所に就職し、無事合格

 生活をしなければならず、実務も学びたいと思い、試験後は新宿区の司法書士事務所に就職することとなりました。不動産登記、主に売買決済業務を得意とする事務所でした。
 ここで先輩司法書士・先輩補助者の方々から実務を学びながら、根気よく勉強を続け、入所6年目にして無事合格することができました。

司法書士事務所に勤務しながら受験のメリット・デメリット

 当職の場合は経済面から働かざるを得ず、司法書士事務所に勤務しながらの受験生となりましたが、やはりメリット・デメリットは双方ありました。
 デメリットとしては、勤めてお金を稼ぐ以上、時間的な制約が出てきます。平日はまとまった時間が取れないので、移動中に勉強したり、勤務後の疲れた体に鞭打って勉強する必要があります。勤務先は月末がとても忙しい事務所だったので残業も多く、ほとんど勉強できない日もありました。
 メリットとしては、圧倒的に試験に有利になることです。司法書士試験は実務に即した試験となっています。売買契約書や戸籍・住民票、会社謄本など様々な書類の確認、そこから必要な情報の抽出、そして登記構成や関係者を検討する、添付書類を頭の中で描き出す、といった午後の書式に必要な一連の作業をとても速く確実にできるようになりました。

新宿区の司法書士事務所で17年ほど勤務後、独立

 司法書士補助者から始まり、有資格者、司法書士となり、独立するまで約17年間、司法書士業界で働いてきました。失敗したことも多々ありましたが、仕事には常に誠実に取り組んできました。
社会は日々変化していき、法律もそれに伴い改正されていきます。
勉強や探求を怠らず日々邁進していきたい、と決意を新たにしつつ、初ブログを締めくくりたいとおもいます。

守谷