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【投機の流儀】カルロス・ゴーンを生んだフランス経済界の腐敗体質

【今週号の目次】
(1)当面の市況と中勢的な流れ、1;下値支持線に届いてしまう可能性
・当面の市況と中勢的な流れ、2;―米利上げ打ち止めなら株は大天井だ
・当面の市況と中勢的な流れ;3――想定外リスクに備え、ヘッジ売りは1ヶ月ぶりの水準
・当面の市況と中勢的な流れ;3――長期金利が急低下
(2)中性的な見通し;米利上げに絡むシナリオ
(3)NY高株価を政権への評価指標だと重視するトランプ
(4)流動性相場は終焉に近付いている
(5)「米FRBの利上げ打ち止め観測」=「日米株価への警鐘」と解釈すべし
(6)米景気の寿命はいつまで続くか
(7)FRB、利上げ打ち止めを示唆か
(8)国内好景気、来年1月で史上最長を記録
・国内好景気、戦後最長記録、その陰に潜むリスク
(9)米中貿易は楽観できない--- 軍事覇権の問題があるから簡単には収まらない
(10)日本時間で2日にあった米中首脳会談の続き
(11)「景気の循環、株式市場の循環、このサイクルに注目することが最も容易な金融資産構築への道である」ということについて;続き
・株価は景気変動に先行する―故に景気循環を見ていて「景気の谷」(内閣府が事後に言う)を付ける前の「景気の収縮期」(内閣府が発表する)に「株の大底」は来る。
(12)日本人から見た米共和党と米民主党
(13)トルコリラ為替相場の概略
(14)ゴーン逮捕の件
・ゴーン逮捕は複雑な問題を含む
・ゴーン元会長の逮捕で浮き彫りになったことなど
・カルロス・ゴーンを生んだフランス経済界の腐敗体質
(15)日産自動車事件で“一投資家として”思うこと――株を買う時期というものは全体の大底(そういう時期は6,7年に一度または10年に一度しかない)を迎えなくても、個々の銘柄で好機は必ずある
(16)改正入管法が成立、来年4月から適用、「外国人労働者」に思うこと
・ゼミの同期で公認会計士事務所長K氏からの私信(12月7日)
本稿の上記の件と大いに関係あるから友人からの私信を掲載する。
(17)今回のG20は事実上は失敗に終わった
(18)来年日本が議長国になって行われるG20の成否は安倍首相にかかっている
(19)DJ-【コラム】ファーウェイ幹部逮捕、米中企業に大きな犠牲か
(20)韓国、慰安婦問題と徴用工問題について

【来週以降に掲載予定の項目】
○来年の株式市況を占う諸材料
○四島返還はなるか?安倍さんは24回もプーチンに会っても握手して帰るだけで何もツメてない。文書化できない。「外交の安倍」とは笑わせる。結論から言えば2島も戻らないだろう。

(1)当面の市況と中勢的な流れ

1;下値支持線に届いてしまう可能性
週明けは売り先行から安く始まる。日経平均は緩んできた下値支持線に届いてしまうか割り込むであろう。(10月26日のザラ場安値20,901円、11月21日の安値、21,245円、これを機械的に結べば下値支持線は21,400円となる)。

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