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【投機の流儀】同じ型のバブルは二度とない

第1部 当面の市況

(1)結局は三角保合、レンジ相場の圏内。しかし25日線を割って終えた先週末であり、騰落レシオも80%台、週明けは落ち着いて始まろうが深押しはない
先週は火曜日・水曜日の2日間で日経平均1,100円強を下げ、木曜日は下げ幅の黄金分割比62%を戻し、金曜日は弱含み保合で終わり、結果的に激動の割には三角保合の圏内を抜けず、週末はわずかながら25日移動平均を下回ったまま終わった。これが前半の状況であるが、今後は期間投資家の大手は利回りを求めて海外社債に運用を写す気配だ(20日発表、金融システムリポート)。
上場株の利回りはNYダウ1.8%、ドイツ2.2%、日本1.6%だから無理もない。先週は海外投資家は売り超しだったが、ヘッジファンドが空売りして木曜に買い戻したのかもしれない。短期的には騰落レシオは「売られすぎ」の段階、25日線は僅かに下回って週末を迎えたが「売られすぎ」の段階ではい。

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