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【投機の流儀】ユダヤ人さえ恐れさせたフェニキア商人の末裔たるゴーン氏は、カルタゴ戦争から2000年以上を経て少々ボケたか?

第1部 当面の市

(1)地政学リスクを尻目に昨年出遅れていたマザーズ銘柄が活躍
先週の大幅乱高下になかで突っ込みを買いに来るのはマザーズ市場のファンである。筆者はファンではないが面白いから少額を売買するが、この方法では資産はできない。

(2)当面の市況:アメリカ発の大幅高下
大発会からの4日間は大幅下落と大幅上昇、そして週末は小幅上昇で終わった。
大発会はトランプ発の地政学リスクによる大幅下落と、トランプがイランとの対立の矛を収めたい旨の演説を日本時間で木曜の早朝行ったことから、9日(木)に大幅な上昇を演じ、週末はSQ値2万3857円をクリアし、25日移動平均(週末で2万3636円)を超えて終わった。500円幅の上げ下げを演じた年初の4日間だったが、その中でソニーとNECは4連騰している。
このように、日米ともに新年の乱高下の中で主力ハイテク株の堅調が目立った。

日経平均先物の株価指数先物の売買は急増し、5ヶ月ぶりの高水準となった。このような状態で年初の第1週は終わったが、11月の大統領選挙を控えたトランプにとっては4~6月期の景況感が重要となろう。そのためにトランプは、それまでは地政学リスクを一旦落ち着かせたいのがホンネであろう。「再選ファースト」の大統領だから当然であろう。

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