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【投機の流儀】俗に言う「内憂外患」による国内景気に対するブレーキ

第1部 当面の市況

(1)仮の「陰の極」か?
昔からの言い伝え「二日シンポは荒れる」とは実証的根拠も理論背景もないが、と言いながら本稿では述べてきたが、2月は、まさしく「二日シンポならぬ三日シンポで荒れた」ことになった。3月も「二日シンポ」だ。

先週週末現在で25日線との乖離が9%、騰落レシオ53.3%、25日移動平均での騰落レシオ59.8%、これらの数値は大方の読者諸賢は久しぶりに見る風景であろう。本稿で「壮年期相場の大天井」とした2015年6月~8月の2万900円台の逆ソーサ型大天井から所謂「チャイナショック」で約6,000円下がり、1万4967円まで下げた時(2016年2月6日)以来初めての現象である。及び2016年6月24日BREXITショックの時の「1円違いのWボトム」の時以来である。

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