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【投機の流儀 セレクション】進次郎とは政界の人か?芸能界の人か?

質問にはマトモに答える能力はなく、他の話題に逸らすか「説明しないところに真実が在る」などと一言で言い切って、胡麻化してきた。この点は、当意即妙の掛け合い漫才と等しい能力ありとしておこう。

岸田首相が8月14日に退陣の意向を示した段階で、世論調査で高い支持を得て、有力候補とされたのは石破氏・小泉進次郎・高市氏だった。進次郎を買うのは芸能界の人気取りみたいな気分であろうが、彼は一個人として見れば、好青年なのであろう。

したがって「党内野党」とコワモテの石破氏よりも「可愛い青年だ」ということになる。そこで「選挙の顔」に利用しようというハラでもあろう。

【今週号の目次】
第1部;当面の市況
(1)石破首相の所信表明演説
(2)金融政策がブレてきた、石破発言
(3)財政再建よりも経済を優先するという正しいことを、あからさまに言い切ることは難しい。
(4)新内閣布陣と官僚
(5)「高市トレード」の二日間の上げ相場は一日で帳消しとなり、「石破トレード」が始まった。
(6)石破氏も市場融和政策に転換せざるを得ないだろう─「変節」と云うなかれ、それが政治というものだ。
(7)「ねじれ国会で良し」として甘んずることなく、今回の「党内波乱」を以て、学ばなければならない自民党─自民党は失敗の体験から強くなった。
(8)石破体制になってからの5営業日─三角保合の中間点か?
(9)「石破円高」は一日のみ─円売りに走るマグマがたまっているかもれない。
(10)「変節」とは言わずに「軌道修正」
(11)今回の衆院解散の是非
(12)個人投資家の株売り越しは半年ぶりの高水準─利食い売りが進んだのであろう
(13)海外勢が9月第3週は売り越し
(14)8月5日の「史上最大の暴落」以降の1ヶ月
(15)石破総裁との初会見で、植田総裁は「利上げは急がない」旨を匂わした。
(16)三角保合のレンジ内の動きか?
(17)景況感
(18)信用取引買い残が低水準になった。
(19)三角保合とは何か?そのファンダメンタルの一環は?
(20)年末にかけての中心銘柄の候補
(21)10月は何かがある月だった。
(22)本当の保守とは?─進次郎は保守でも革新でもない。

第2部;中長期の見方
(1)米、利下げで米経済は軟着陸(「週刊Newsweek日本語版」10月8日号を要約)
(2)トランプか?ハリスか?
(3)国防問題について
(4)FRB利下げ開始で、日経平均が再び4万円台に
(5)日本製鉄による日米の鉄鋼再編は、日米両国の産業基盤の強化につながる。
(6)鉄鋼セクターへの逆風は強い。
(7)輸出がGDPの18%の日本の経済について、円安は良いことだ。
(8)進次郎とは政界の人か?芸能界の人か?
(9)トルコ、この大国はどこへ行く?

【プロフィール】
山崎和邦(やまざき・かずくに)
1937年シンガポール生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。野村證券入社後、1974年に同社支店長。退社後、三井ホーム九州支店長に、1990年、常務取締役・兼・三井ホームエンジニアリング社長。2001年、同社を退社し、産業能率大学講師、2004年武蔵野学院大学教授。現在同大学大学院教授、同大学名誉教授。大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は現職の投資家。投資歴57年、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築、晩年は現役投資家で且つ「研究者」として大学院で実用経済学を講義。
趣味は狩猟(長野県下伊那郡で1シーズンに鹿、猪を3~5頭)、ゴルフ(オフィシャルHDCP12)、居合(古流4段、全日本剣道連盟3段)。一番の趣味は何と言っても金融市場で金融資産を増やすこと。
著書『投機学入門』『投資詐欺』(講談社)など多数。
ツイッター https://twitter.com/toukinoryugi

【著書】
『賢者の投資、愚者の投資』
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