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【投機の流儀】米国経済は減速するどころか、むしろ加速気味になっている

第1部;当面の市況

(1)市況コメント

先週末の米国市場は反発し、NYダウは34346ドル前日比247(0.7%)高、ナスダック指数は13590ポイント前日比126(0.9%)高となった。夜間取引での日経先物の終値は31860円と、週末現物値(31624円)より240円程度高い水準で取引を終えた。注目されたジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言は想定内との見方で、議長発言への警戒による前日大幅下落に対する買戻しの動きとなった。

 今週末から9月相場入りとなる。「Sell in May and go away. But remember come back in September. 」の米国の相場格言は、「But remember come back in September」が重要で、株価が年末高傾向の起点となる9月頃の安値時に再び市場に戻ってくることを忘れないように、としており、一足一刀の間境で相場と対峙したい。

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