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【投機の流儀】日銀の債務超過・上場廃止の恐れと黒田総裁の帯びる悲劇性

【今週号の目次】
(1)悲観心理の修正が進んだ先週――週明けは買い先行から高く始まろう
○「クジラ幕相場」のアノマリーから言えば…
(2)中勢的・大勢的な株価の先高期待は急速にしぼんでいる
(3)波乱の2019年、景気シナリオ
(4)米利上げ停止=円高リスクの浮上
(5)中国の経済政策への期待と日本企業のRI
(6)世界経済は緩やかに減速
(7)米FRBの金融政策に振り舞わされるNY市場、日本円、新興国通貨
○「FRBの利上げ停止」と「円安維持の停止」との関係
○米FRB利上げ観測の後退で新興国通貨全般が急速に戻った
○トルコリラ(1月17日情報)
(8)欧州事情
(9)英国のEU離脱、混迷
(10)国家機関が為替相場に介入すると国際的に大いに非難を受けるが株の
買い支えはどこからも非難はない
(11)米の「財政のガケ」
(12)原油価格1ヶ月ぶり50ドル台を回復――トランプは期せずして産油世界一という強力なカードを持つことになった。
(13)米政治の不安は基本的にはドル安を招き円高を招くことになる
(14)来年の大統領選はトランプ再選
(15)日銀の債務超過・上場廃止の恐れと黒田総裁の帯びる悲劇性
(16)リスクと不確実性
○不確実性指数
(17)亥年縁起
(18)日経ヴェリタス紙の特集
(19)「(1月11日まで)東電4万株お持ちだったA様」との交信(1月12日)
蛇足 投機家列伝(4)歴史は決して繰り返さないが…

(1)悲観心理の修正が進んだ先週――週明けは買い先行から高く始まろう

先週末は三日ぶりに一日反発しただけの話しだが、いくつかの底入れ(勿論目先での)の兆候が見られる現象を呈した。
週明けは買い先行から高く始まろう。

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