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【投機の流儀】2万7000が当面の下値抵抗線化するか
第1部 当面の市況
(1)「相場は相場に聞け」―米の出口戦略表明を「懸念材料の表面化」と見て、「不透明な霧が晴れた」と評価する市況
先週末の米国市場では、NYダウは242ドル高、ナスダックは史上最高値を更新した。注目のジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演内容は想定内で、市場の警戒は後退した。CME日経先物は2万7855円で週末現物値より200円程度高い。
先週の国内市場では、これまで先行して調整していたマザーズ指数は昨年10月が高値でその調整率は▲27%に達していたが、8月18日の1000ポイントの大台割れの安値からは+10%の自律反発をみせた。また市場全体を示すTOPIXは200日移動平均線水準から切り返し反発の動きとなった。
個別では、トヨタショックで売られた7203トヨタ、6902デンソー、9101日本郵船などは概ね下げを戻し、寧ろ9104商船三井は高値更新となった。
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