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【投機の流儀】プロを真似るな、プロは損している

【今週号の目次】
(1)当面の市況
(2)史上最長に及んでいる国内景気はもうしばらく続く
(3)短期景気循環の底入れと中間反騰、しかし至難の国際協調
 ○上記とは真逆の指標も出ている。
 ○日本電産の一転減益が意味するもの
(4)国内外に不安心理の後退
(5)「『不況下の株高』の予兆」
(6)昨年は好悪両材料の山積みだったが、今年は懸念材料が残った
(7)円高再来を警戒
(8)再び「魔の10日連休」に付言
(9)英EU離脱による英経済崩壊シナリオがあり得るか
(10)深まる「分断」
(11)トランプラリーの「行ってこい相場」の意味するところ
(12)プロを真似るな、プロは損している
(13)「想定外」か「想定内」か
(14)投資家は「トレンド」を追うが今回は「レベル」について述べる
(15)「機械」に乗っ取られたか株式市場
 ○「イイモン」としてのAI
(16)「財政のガケ」、長期化した米国政府機関の一部閉鎖、これが意味するもの
(17)「外交の安倍」の蹉跌
(18)ソロス氏、中国のAI・機械学習技術に強い警戒感
(19)平成の30年間をざっと振り返る

(1)当面の市況

先週は3日間の売買金額閑散の中での小幅続落を経て、4日目には週末にあたり、一時250円高をして199円高で引けた。これは海外の短期筋と見られる目先上昇を狙った買いが株価指数先物を主導して上昇したものと見られる。売買金額は2兆円未満と閑散だった。本格的な中間反騰相場ではない。

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