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【投機の流儀】先週はジェットコースター市況、今週もか
第1部 当面の市況
(1)週明けは売り先行から始まり、再び1月安値水準を意識した正念
3連休を控えた先週末の米国市場(2/21プレジデンツ・デーで休場)は、ウクライナ情勢の緊迫化による地政学リスクの台頭で買いが控えられ、NYダウ・ナスダック指数ともに続落し、再び1月安値水準を意識した正念場となっている。
CME日経先物は26880円と、週明けは250円程度の下落スタートとなりそうだ。ただ「バイデン米大統領『プーチン露大統領はウクライナ侵攻を決断したと確信』」との報道があり、バイデン氏はウクライナの首都キエフを狙った攻撃が今後数日中に行われる可能性があるとしている。
週明けは、北京冬季五輪が終了しており、米国市場が休場の為、情勢次第では日本市場が売りヘッジのために下げ幅を拡大する可能性にも注意したい。
NYダウ・ナスダック指数ともに、節目を割れてくるケースでは、日足上での2段下げの動きに入り、3月16日のFOMCを前に再度下値模索の動きを余儀なくされる。
しかし需給面では、ヘッジファンドの3月決算の45日前ルールとなる2月の解約売りのピーク、18日のオプション取引の満期日を通過してきており、2段下げの安値は突っ込みの好機とも捉えられる。
仮に波乱となり2段下げでの安値形成となった時に「振らされる側」ではなく、「見極められる側」となり「醒めた目」で相場と対峙できるよう資金管理を徹底したい。
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