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【投機の流儀】はた迷惑なTOPIX見直し新指数

【今週号の目次】
第1部 当面の市況

(1)週末の今年最大の大幅高の見方
(2)週末の大幅高をどう見るか?−−−バイイング・クライマックスの様相
(3)「PERの14倍は高すぎるのか割安か
(4)但し、こういうことは重要だ
(5)本稿の昔からの読者で整然たる論客であられる現役投資家「東京のNさん(嘗て「良薬、劇薬、麻薬」の比喩を述べられた人)」との交信
(6)師走相場の諸現象
・ソニーの新高値・市場の生理を知らない日経新聞記者
・外国人投資家の年初来の売買累計額が11月以降に買い越しに転じた
・英国の4兆円大型ファンド「オービス・インベストメント」は日本株の出遅れバリュー株に買いを入れてきた
(7)トランプの「株価操作」
第2部 中長期の見方
(1)米製造業景況感指数(ISM)
(2)「来年の米景気は意外に堅調」か
(3)米国株PERは歴史的な高水準
(4)中長期の見方:既に業績回復を織り込んだか日本株
(5)「伝説のFRB議長」ポール・ボルカーの遺産
(6)「桜を見る会問題」の本質
第3部 はた迷惑なTOPIX見直し新指数

第1部 当面の市況

(1)週末の今年最大の大幅高の見方
先週末は12月2日に付けた年初来高値を更新し、アベノミクス相場の最高値まであと220円幅まで縮めた。上昇幅は今年最大でザラ場で言えば600円幅を超えた。昨年10月2日にアベノミクス相場の最高値を付けた後5,500円急落し(12月25日に1万9000円まで行った)直後、12月27日に750円幅の大幅上げがあった。あれ以来1年ぶりの大幅高となった。

背景は、

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