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祝・初たんぼ【業務日誌 2019/05/20】

今週1週間、基本的に現場体験期間ということで、生まれて初めて田植えのお手伝い。というか、たんぼに入ること自体が生まれて初めて。

見渡す限りのコーヒー牛乳。

苗のタワー。半ブロックっぽい。多分この上にはモブがスポーンしない。(マイクラ脳)

きかいの ちからって すげー!

田植え体験とか、稲刈り体験とか世の中にはいっぱいあるけど、これまでの人生、そういうものに背中を向けてきたので、ほんとに生まれて初めての田んぼ。

水田用の長靴じゃなくて普通の長靴だったので、ズボッと入ったあと、「え?」って。「え? これ、もう俺、脱出できないんじゃない?」って。

底なし沼じゃなくてよかった。水田でよかった。本当に。

今日お邪魔していた下前(したまえ)集落のたんぼは、ほかの集落とまた、見える風景が違う。っていうか西和賀町自体山の中にあるし、集落のほとんどが違う山に囲まれているので、まあ、全部違う。

困難だらけだろとは思うけど、集落に一箇所でも妙なスポット(こだわりのある飲食店でも、雑貨屋でも)があれば、それに引き寄せられる人がいて、そういう人が周辺をふらふらしたときに、「あら、ステキな光景ね」みたいな。そういうの狙っていくべきなんじゃないか。

とか。

耕作方法の変化とか品種改良とかいろいろありつつも、稲作をずーっとやってきた人たちがいるんだなー。

とか。

田植え機の動くところを見ながら、クボタのサイトを見て、すげー!と思いながらも、もっとガツーンと広いたんぼだと、かがくのちからがさらに炸裂するんだろうな、と。

いろいろ考えてくらくらしてきたところで本日の作業終了。

カラスがおうちに帰ってきたようだった。

唐仁原 俊博 a.k.a. 西和賀町のやべーやつ / とうじんばら としひろ
岩手県西和賀町 地域おこし協力隊 / 演出家 / エンハンサー / エンチャンター

大学生・怠惰な生活・演劇の三足のわらじで、京都大学を10年かけて中退した、元フリーランスライター。ほんとは大してやばくないけど、最長3年の任期をフル活用するためにも、やべーやつを名乗ることにした。
ほんとに大してやばくない。

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