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2024.3.31冬のおわり、春のはじまり

金曜日。決戦は結局敵の逃亡により中止に。無力さに打ちひしがれる。

土曜日の午前。4月からの未来に少しだけ希望の光が差す。だが、怒りは収まらない。

土曜日の午後。疲れ切った体を癒しに気になっていたお風呂屋さんに行く。

湯治に通いたい

リニューアルした太子温泉。なにやらまた工事でしばらく休業するみたいなので、滑り込み。お湯がいいと聞いていたのでじっくり心身を浸しにゆく。なんだか独特のセンスで手を加えており、施設の至る所に残る昭和感に加えて、リニューアルで新しくなったのであろう部分に、なんだろう、もう独特のセンスとしか言いようがないのだが、そういうところが散りばめられている。ちょっと説明できないので、変わり種の風呂屋が好きな人は行ってみてほしい。

いい言葉


で、風呂。温泉なのだが、もうとにかく湯が気持ちいい。やさしい。だが、熱い。ぬるめに設定されている湯船もあるが、メインの湯船や露天風呂はとにかく熱い。効能もあるのかすぐに体がしっかりとあたたまる。サウナはコンパクトでこれといった特徴はないが、水風呂との動線がいいことと、湯のポテンシャルが高すぎて合わせ技でバチバチに体がキマる。また、露天が林に面しており、鳥のさえずり、木々や土のにおい、風、空……外気浴ブースト要素に溢れていた。ただこれ夏は怖いな、虫に襲われても文句は言えない。

併設の卵と鶏メインのごはん屋さんでたらふく卵かけご飯を食べ、食休みに休憩コーナーでヒロアカを読み、また風呂に戻りじっくりと体をあたためる。先輩も私も怒り狂い疲弊しきっていた為、温泉が効いて効いて、出る頃にはすっかり元気になっていた。

後ろに見えるシュールなイラスト

バイカーの聖地にしたいようで、バイカーが気軽に利用できる大きめの休憩所が併設されている。この休憩所がなかなか面白くて、もうほんとにここも変わったセンスでまとめられているのだが、なんと64とスーファミが置いてあり、自由に遊べるようになっている。

ひどい戦績で放置されていた

とりあえずマリカー、インベーダー、ぷよぷよをして大盛り上がり。普通にRPGとか置いてあるんだけど、そんながっつりここで過ごすん?
私たちが訪れたときには誰もいなかったので、しばらくスーファミで遊んで帰る。

不思議な気分になる温浴施設だった。ゆくゆくは宿泊もやるみたい。小旅行感は確かにあるのでいいかも〜。ただのオモシロってだけじゃなくてシンプルに風呂レベルが高かったのでまた来ます。いいお湯だったしゲーム楽しかったな…。


日曜日。ソファが届く。きれいなブルーでにっこり。先輩と家でごろごろ過ごす。ネトフリで台湾映画(「悪女」木嶋佳苗をモデルにした作品)(面白かった)を見たり〜センバツ見たり〜パスタ作って食べたり〜

菜の花と春限定アサヒスーパードライ


明るいうちからお風呂に長いこと浸かってホカホカの体で窓開けて風浴びて脱力したり〜カレー作って食べたり〜。のんびり過ごした。

カレーには目玉焼き乗せたい


明日から仕事、新年度。令和5年度が最悪の幕引きとなったのでまーーあ迎えるのが嫌だが、楽しくお休みを過ごせるくらいには持ち直したので、とりあえず様子見かなあ、という感じである。

世の中楽しいことばかりならいいな〜と思う。そんな甘い話はないだとか、苦しいことがあるからこそ成長できるとか、二つ道があれば辛い方を選べとか、現状維持は退化だとか、それが好きな人はそうやっていればいいし、それが好きじゃないならそうやらなければいいし、それを双方がどうこう言わなければいいのにな〜と思う。そのかわりにそれぞれが自分の選択に責任持っていけばいいのにな〜と思う。おれはおれ、おまえはおまえ、新年度は心穏やかに生きていきたいし、捨てたい時に捨てたい物は捨てる。おわり。

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