その2.夏は夜。の話
「夏は夜。」
毎年、夏が近づくとこのフレーズが浮かんでくる。
そして「ああ、わたしもそう思います、清少納言さま。」と1000年前の大作家に勝手に親近感を抱いてしまう。
学生時代、国語は自分の中で2番目に大好きな科目だった。(1番目は英語)
そのせいか、教科書に載っているお話で今でもふと思い出すものがいくつかある。
例えば、新美南吉さんのごん狐とか。宮沢賢治さんのよだかの星とか。
ああ、江國香織さんのデュークは、こんなにロマンティックなお話、教科書に載せて良いの…!と謎に焦っ