？？？

なにかを行動するとき
失敗することとか
迷惑をかけるのが怖くて
いつも中途半端で逃げてました

中学3年生のとき、塾にあたらしく入ってきた人

会ったことないのに懐かしい気持ちになって
不思議だった感覚だけ今も覚えてます

中学校は違ったけど高校が同じになった
目が綺麗で声がちょっと高め

真面目そうなのに面白いこといっぱいしてたり
1年生のときは帰りのホームでたまたま
会えたりすると緊張した

高校卒業して1番遠い沖縄の大学に行って
他の誰かとお付き合いして
4年間会えなくても
ずっと何かがわたしの中で消えないままでした

去年の夏、実家に帰って川でBBQをしたときに
あの子も来てくれることになって
車で迎えに行った

大人になっても変わらない笑い方とか
独特な服のセンスとか、声も
会った瞬間にこみあげた何かが
なんだったのかは分からなかったけど
泣きそうになった

会うまで過去一で緊張してたはずなのに
車の中では安心して話せた

ほんとはBBQ前日まで結構疲れてて
体がしんどかったけど
会った瞬間疲れも感じなくなった
ビタミン剤飲むより元気になった気がする

高校生のときも
家のこととかで悩んでたり
気持ちが沈んでたりしたとき

あの子と廊下ですれ違っただけとか
ちょっと話せただけで
全部沈んでた気持ち忘れてた

川に行く前に、家に寄った

荷物を車に運ぶとき
うしろから手伝いにきてくれて

同じくらいだと思ってたのに
影が私のを追い越したのをみたときに
ほんとに4年ぶりなんだなって実感した

おばあちゃんといっぱい話してくれてたのが
ちょっと嬉しかった

4年ぶりに再開して嬉しかったときに
「2週間後イギリスに行く」って
あの子が話した

「会社も辞める
多分1回2年後に帰ってくるかも」

迷いが1個も無くて
うれしそうに話してるあの子の目が
やっぱり綺麗で好きだなって思った

やりたいことがあっても怖くて逃げてきた自分とは
真逆でまぶしかった

川とBBQのお肉とかチーズの匂いが
服に残ってた

夜に火を半分こしてもらった花火がしあわせで
夢かと思った

わたしのギターで弾いてくれたミスチルの曲が
忘れられない思い出になった

あの一日で夏ぜんぶ堪能したと思う

夏祭り最終日の夜に、
BBQのときの写真と
被写体として撮らせてもらった写真を
写真集にして手紙と一緒に渡しに行った

待ち合わせにしてた公園のジャングルジムに
たこ焼きを置いてったこととか
(恥ずかしくて会う直前に逃げた)
いろんなこと思い出して
ずっとあの時間にいたかった

何年経っても忘れられないままかもしれない
結局自分の気持ちは言えなかったし
これが恋心だったのか
分からないままだったけど
もやもやしてた気持ちは無くなった

昨日
久しぶりにインスタをみたら
あの子が投稿してた

「人生を誰のものでもないと全うせよ
しくじって そんでまた神頼み」

文章が独特で
わたしのおばあちゃんみたいなこと
書いてると思った

知らないうちに元気が出てた

元気だといいな

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