ライブ配信中にネットワークが完全に止まって冷や汗をかいた話
息子の少年野球チームにて、試合や練習をちょいちょいライブ配信をしています。
私はコーチもしているので、毎回常に配信というわけにはいかないのですが、人員的に余裕があったりする時には、という頻度です。
先日、今年の活動納めがあり、納会＆卒部式をライブ配信しました。
カメラは3台、
・SONY α7S3
・SONY α6500
・Panasonic GH5M2
マイクはショットガンマイクを1本。
・SENNHEISER MKE600
マイクはα7S3に繋いでいます。
カメラの入力はYolobox Proに集めて、PCを介さずにYouTubeへアップしています。
余談ですが、試合配信の場合はさらにシンプルにするため、カメラ1台＋マイク1本だけで配信しています。これはPanasonic GH5M2から直接YouTubeにアップロードする機能があるので、それをフル活用しています。
ネットワークが止まった。しかも本番中に。
さて、今回は『配信中にネットワークが完全に止まった話』です。
Yolobox Proはsimカードを挿入して直接ネットワークに接続できますが、上記の通り試合の配信の場合はYolobox Proを使わず、GH5M2をスマホのテザリングでネットワークに繋ぎます。
ですので今回も同じです。Yolobox Proをスマホのテザリングでネットワークに接続しました。
リハや別のイベントで2時間程度のイベント問題なく配信できることを確認していたのですが、納会中にまさかのネットワーク切断。
スマホとYolobox Proは接続できている。テザリングのマークも出ている。しかしそもそものスマホがネットワークに繋がらない。マジか。
一切どこにも繋がらない。初めての現象にブチ当たりました。なぜ本番になったら新しいトラブルが発生するのか。嘘だと言ってくれ。
デュアルsimが原因？（ただし根本原因は不明）
テザリングでライブ配信する場合のためにpovoを契約しています。
主回線の契約は少なくしているので、配信の時だけpovoを24時間利用の契約で300円チャリンして容量無制限でやっています。（モバイルルータを契約するよりお得）
今回、副回線（povo）をオンにして配信していましたが、この状態でネットワークが不通になってしまいました。
テザリングを主回線に切り替えると解決するんでしょうけど、それをすると回線使用量の問題もあるしそもそもYolobox Proの設定がリセットされてしまうのでそれは避けたい。
先に結論を書くと、配信中は使っていない主回線をオフにしてネットワークは復活しました。
いつも主回線も副回線（povo）も両方オンにして、使用回線を副回線（povo）にして配信していました。2時間イベントも配信できていました。
主回線をそもそもオフにして一切の通信を遮断。副回線（povo）のみ通信させるようにしたら、全てのネットワークがすぐに復旧しました。
ただし、最初のネットワーク不通から数分経ってしまっていたので、YouTubeのURLは新しくせざるを得ませんでした。
納会と卒部式の配信でしたが、前半の納会途中で止まってしまいました。
不幸中の幸い
大元のネットワークが不通になりましたが、Yolobox Proとスマホの接続はできていました。配信は止まりましたが録画機能は生きていたので、後からのファイルアップロードでフル版の提供はできました。
またモニタリング用にPCをそばに置いていたので、すぐに問題解決の切り分けもできました。この辺りは不幸中の幸いでした。
復旧後は全て安定配信できたので、卒部式は全部ちゃんと配信できたので一安心です。遠方で参加できないご親族の方にも喜んでもらえたという声をいただいたのでやって良かったです。
なぜ本番で？
リハでもなく、よりによって本番でだけトラブルが起こる現象に名前をつけたい。
長時間テザリング配信も何回もやってるのにね…
納会の途中、それも結構ドキドキする重要な話をしている場面でネットワークが切れたので、一人別の要因でドキドキしていました笑笑
また来年も試合の配信をやっていきます。個人情報のアレもあるからチーム内だけの限定配信なのですが、ノウハウの発信はしていこうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？