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GOTOしました

ITベンダー勤務の企業内診断士、廣瀬達也です。

診断士二次試験が先週末で終わりましたね。受験生のみなさま本当にお疲れ様でした。この二次試験後の結果待ち期間。何回か経験しましたが、ゆっくりできるようでなんとも落ち着かない妙な心理状態となる期間だったことを覚えています。読みたかった本読んだり、観たかった映画みたり、いろいろ使い方はあるかもしれません。今流行りのGOTOを使ってどこかへ行く。というのも選択肢としては有効かも。そして、ちょっと診断士的な意識をもっていろいろ眺めてみるのもオツなもの?
ということで、今回は私自身がGOTOで東京脱出した話しです。

10月最後に休暇をとって小諸と軽井沢へ行ってきました。目的は「東京を脱出すること」。どこでもよかったとは言いませんが、まずは「東京の外へ出る」ことが第一目標です。せっかくなら自分で運転して動き回りたいのでレンタカー。小諸市・軽井沢方面を選んだのはクルマで行くにあたって程よい距離だったこと、小諸市には以前2回利用したことのある気に入っている温泉旅館があること、軽井沢は学生時代に夏の一カ月を過ごした思い出のエリアであること。。と全く個人的趣味です。


■軽井沢その1
最初の宿泊先は小諸の旅館だったのですが、その前に軽井沢に立ち寄り。学生時代(30年以上前です)の夏の1カ月で何度も通ったお店「レストラン・ウィング」を訪問。お店の営業開始は1981年。今年で39年目となっているようです。なかなかの歴史を積み重ねています。現在も続いているのは嬉しい。これだけ続くお店となるとそれなりに強みがあるはず。。イチ昔のファンとして感じる強みは「強力な看板メニュー」と「大切に保存されている『らくがきちょう』」。

●強力な看板メニュー
-「ウィングドリア」「じゃがいもピザ」。庶民的で飽きない美味しさです。

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 今のイチオシ的なエースポジションにないようですが、変わらず提供されて続けているということは根強いファンがいるに違いない。。(と信じています。)
  
●大切に保存されている『らくがきちょう』
-観光地にはよくある『らくがちきょう』。こちらのお店の例にもれずお店で書けるようになっています。ここでは開店初期から三十数年分が保管されているということが特徴です。

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note形式でなく、カードというか巨大な短冊のようなサイズ。それが3か月くらいで1冊(トップシーズンの8月は1カ月で1冊)というペースで革製の表示を付けて綴じられてしっかり保存。僕は社会人になって何度か訪れているのですが、そのたびに、大学時代に過ごした夏の冊子を探して見直してしまっています。こういうサービスは僕のような息の長い(但し細かったりするのですが)ファンをつなぎとめることになっているのではないかと思います。

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上記2点は、つまり息の長い飲食店としての大切な柱を持っている
そんな感じがします。

■小諸
10月から5月にかけて内湯に地元のりんごを浮かべるという贅沢な「初恋りんご風呂」がウリの中棚荘に滞在。この「初恋りんご風呂」を目当てに泊まりました。

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そして、この旅館は館内の手入れが素晴らしい。以前泊まった時に手入れが行き届いた館内の居心地良さにもうれしさを感じていたことも選んだ理由です。今回も期待通りでした。
ピカピカでおしゃれな宿泊先というもの魅力はあるのですが、この宿のような手入れの行き届いた建物に泊まるのはこころが安らぎます。
コチラの宿の強みは「手入れ行き届いた居心地のよい設備」「スタッフさんの丁寧な対応」と感じました。

●手入れ行き届いた居心地のよい館内
決して新しくない木造建築ですがしっかり手入れされており、清潔感にも溢れています。ホッとされる空間がうまく演出できている感じ。建物が斜面に立っているため、その綺麗な木造建築の階段とか廊下がちょくちょくあります。それらの階段などは風情とも感じられるのですが、ご年配の方にとっては歩くことがちょっと辛いことがありそう。。ここはご年配のお客さまからの意見など組み入れながら検討するのがよいかも。

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●スタッフさんの丁寧な対応
チェックイン時から、この時期のGOTOの説明など丁寧にしていただきました。そして、食事の際の料理説明も充実。さらには、料理の間に女将が各席に挨拶に回られてました。
コロナ禍で厳しいこの時期だからではなく、普段からやっていたことではないかもしれませんが(以前泊まった時はどうだったか思い出せず…)、女将の登場は「この宿はがんばってるな」という印象を受けました。

■軽井沢その2
街自体についてです。
軽井沢で滞在したペンションオーナーさんに聞いた話では、GOTO効果もあり10月以降は観光客がかなり戻ってきているとのこと。「この時期に限れば例年以上の人が戻ってきている」ということでした。確かに軽井沢銀座などの人出は凄くて驚きました(そして、街中の道ではクルマも結構渋滞気味)。

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ただ、夏場の観光客激減の影響は相当大きく、今も厳しい状態であることは変わらないようです。
軽井沢銀座あたりでは、人気の蕎麦屋さんが大行列になっている近くで「閉店」とか「貸店舗」の看板がチラホラ。という様子に「今でも厳しい状況」という言葉が表れている感じ。

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国内観光地の中では強力地域の一つと思われる軽井沢でやはり厳しい。。ということは、多くの観光地がかなり厳しい状況にあると改めて感じました。

という小諸・軽井沢旅行だったのですが、紅葉がとても素晴らしかった
どうやら一年でもかなり紅葉がキレイな時に訪れたようでした。

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その紅葉の綺麗さにいつになく、というか自分でも驚くほどに感動しました。紅葉見ながら歩いているだけで呼吸が心地よい。そんな感覚になったのは初めてかもしれません。
改めて緊急事態宣言以降に季節を感じづらい東京に篭ってちょっとココロが凝っていたことを痛感した次第です。不安定な状況は続きますが、そんな中でも、いろいろココロをほぐす試み、そして、正しい呼吸ができることを意識していきたいと思います。

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