桃鞜社

ゲイの読書サークルが母体となる文芸執筆サークルです。 2023年11月11日文学フリマ…

桃鞜社

ゲイの読書サークルが母体となる文芸執筆サークルです。 2023年11月11日文学フリマ東京37におきましてゲイの小説アンソロジー『桃鞜 2023秋号』を発行する予定です!

マガジン

  • 桃鞜2023秋号 作品紹介

    文学フリマ東京37にて発行する『たたかい』がテーマの『桃鞜2023秋号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2023春号 作品紹介

    文学フリマ東京36にて発行する『欲』がテーマの『桃鞜2023春号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2022春号 作品紹介

    第三十四回文学フリマ東京にて発行する『桃鞜2022春号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2021秋号 作品紹介

    第三十三回文学フリマ東京にて発行する『浮気するゲイ・されるゲイ』がテーマの『桃鞜2021秋号』作品紹介まとめです!

  • サークルメンバーnote掲載作まとめ

    『桃鞜社』サークルメンバーによるnote掲載作品のまとめです。全文が読めます。

最近の記事

改めて文学フリマ東京37(11月11日)のお知らせ

皆さんこんにちは。いよいよ明日が文学フリマ37です!あらためて出店のお知らせをさせて頂きます。 当日は第二展示場Fホールの、「すー33」でお待ちしています!(会場時間12:00〜17:00) アクセス: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール(←桃鞜社は2階第二展示場です!) お品書き 新刊 2023年秋号「たたかい」 500円 既刊 2023年春号「欲」  500円 既刊 2022年秋号     500円 カタログ:https://c.bunfree.ne

    • 移ろいゆく金星【あらすじ、筆者紹介】

      あらすじ  男子校に通っている創は、普段あまり話さないタイプの寧音と下校のタイミングが被ったことから仲良くなっていく。男しかいない環境のなか、寧音と出会うことで自らの性的指向が移ろいゆくのに戸惑いながら日々を過ごしていく。出会いがもたらす変化の物語。 筆者より 『移ろいゆく金星』を書きました、しゅうです。本当は性的同意についての話を書きたかったはずだったのですが、後半部分の場面から書き始めてそれに伴うエピソードを羅列していたら、思いの外そこに到達するまでが膨らんでしまい、風

      • D君の彼氏【あらすじ、筆者紹介】

        あらすじ  榊大介は付き合って5年になるパートナーのウニとともに、新幹線に乗って実家のある福島県に行く。  親に紹介する間際になっても、榊は実感が湧かず、気持ちが入らない。一方のウニも榊のずぼらさに呆れ、タバコばかり吸っているがーーー。 筆者より  締め切りを過ぎ、あらすじを書いているのに、まだ終わっていません。初めて書く文章は、自分との対話のようで、いろいろな驚きと発見がありました。未来の自分がちゃんと書き終えてくれることを祈ります。 作品抜粋 ※やまびこに車内販売があ

        • シュプレヒコール【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 『同性愛者意味なし発言』で大炎上している細貝みな子議員は、「俺」の記憶の中の誰かに似ていた。『よかったら細貝議員の顔を直接見て、誰に似てるか突き止めに来ませんか?』というDMにつられて、抗議デモを見に来てみたが「俺」には人々の怒りの感情がわからなかった。そんな中、一人の男と目が合って……。 筆者より こんにちは。「シュプレヒコール」の筆者のゆーです。いつも恋愛が核にあるような話ばかり書いているので、今回は違うものが書きたいなと思って書いたら、よくわかんない話になっ

        改めて文学フリマ東京37(11月11日)のお知らせ

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        • 桃鞜2023秋号 作品紹介
          6本
        • 桃鞜2023春号 作品紹介
          5本
        • 桃鞜2022春号 作品紹介
          7本
        • 桃鞜2021秋号 作品紹介
          5本
        • サークルメンバーnote掲載作まとめ
          13本
        • 桃鞜2021春号 作品紹介
          8本

        記事

          架空Wiki【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 日本の政治家である「中田健介」のWiki。中田は大学卒業後、農林水産省に入省し、官僚インフルエンサーとしてお茶の間の人気を集めることとなる。一方日本社会では性的接触で感染する新型ボロナウイルスが流行し、国会では個人間性的接触を制限する法律が制定される。中田が自由にセックスする権利を勝ち取るまでの物語。 筆者より 今回「架空Wiki」を書きましたけんと申します。毎回のことですが、設定はだいぶ前から思いついていたのに、プロットがなかなか思いつかず……。締切1週間前でや

          架空Wiki【あらすじ、筆者紹介】

          桃尻太郎【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 桃尻太郎は駄犬、おな猿、鳥頭とともについに鬼を討ち果たし、桃太郎と名を改めて桃色の君主となった。しかし晩年、未だ世継ぎも為さず男色に溺れに溺れ、ついには小姓らに桃尻と渾名される始末である。これを受けて駄犬、おな猿、鳥頭の三匹は、主君の悪名を払拭せんとして一堂に会するのであった。 筆者より 「桃尻太郎」を執筆させていただきました、ぬまと申します。パクリまくりました。いつものゲームのテキストセリフ単語はもちろん、某小説Aと、某小説Bと、某句もパクりました。怒られないか

          桃尻太郎【あらすじ、筆者紹介】

          文学フリマ東京37に出店します

          この度文学フリマ東京37に出店いたします! 今回の新刊のテーマは「たたかい」です。ぜひお手にとっていただければと思います。 【開催情報】 日時:2023年11月11日(土)12:00~17:00 会場・ブース位置:東京流通センター第二展示場Fホール(2階)すー33 https://bunfree.net/event/tokyo37/ なお、前回同様、これから新刊の収録作品のあらすじ・筆者紹介を順次公開していく予定ですので、そちらもチェックしてみてくださいね!

          文学フリマ東京37に出店します

          改めて文学フリマ東京36(5月21日)のお知らせ

          皆さんこんにちは。いよいよ明日が文学フリマ36です!あらためて出店のお知らせをさせて頂きます。 当日は第二展示場Fホールの、「うー71」でお待ちしています!(会場時間12:00〜17:00) アクセス: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール(←桃鞜社は2階第二展示場です!) お品書き 新刊 2023年春号「欲」 500円 既刊 2022年春号 500円 既刊 2021年秋号「浮気するゲイされるゲイ」 500円 ※2021年秋号は再販のため収録作品数が初版と

          改めて文学フリマ東京36(5月21日)のお知らせ

          エキセントリックな青年とボーイ【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 恋愛体質な善と、ぶっきらぼうな性格の正隆は、東京大停電の夜に偶然出会った。同い年のゲイであること以外は正反対なふたりの友情の変遷を、6年間という歳月を通して見つめる。  ――彼が俺にとってのヒーローであるように、俺も、彼にとってそうでありたい。 筆者より こんにちは。「エキセントリックな青年とボーイ」の筆者のゆーです。今号のテーマは「欲」です。家族や恋人、またはどうでもいいと思っている人に自分の欲望をぶつけることはまあまあできるけど、こと友達になると、俺は途端

          エキセントリックな青年とボーイ【あらすじ、筆者紹介】

          字義【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 砂糖、塩、酢、醤油、味噌、それぞれの調味料をモチーフとした献立をこしらえるゲイの手抜き料理サークル「さしすせそ」。ささささん、しししさん、すすすさん、せせせさん、そそそさん、と仲間内であだ名し合う五名はレンタルキッチン「すぷうん」に集うも、今回は調理ではなく書き初めを楽しむ。「わたくし」はしたためられた各々の字に思いを馳せながら、字に込められた底意を掬い取る。 筆者より 「字義」を執筆させて頂きました、ぬまと言います。続編という程の繋がりはありませんが、過去に

          字義【あらすじ、筆者紹介】

          土曜夜発展場にて【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ お酒を飲んだ後に発展場へ行った主人公。そこで遭遇したのは不思議な二人でございました。現実かはたまた幻覚か。発展場へお越しの際はお気をつけくださいませ。 筆者より 転職した影響か、15年程の社会人生活で過去一過酷な仕事状況の中どうにか書き上げた作品です。今回は少し不思議なお話を書いてみました。目指したのは某掲示板のオカルト版のような読後感。成功しているのかどうかは作者にもわかりません。拙いお話ですがお楽しみいただけたら幸いです。 作品抜粋  ある夜のことでご

          土曜夜発展場にて【あらすじ、筆者紹介】

          箱庭【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ  くたびれたおっさんが妄想する話です。 筆者より   入れ子状に並んだ物語が、うまく噛み合わないけれどどこかで繋がっていく、読み手はそれを追っていくと登場人物の考え方をより深く理解することができ、それこそがこの物語の主題でもあります。というのは嘘で、ムシャクシャした気持ちで書きなぐった雑多な文章を半ば無理やりつなげて物語にしました。ご笑覧いただき感想を寄せていただければ嬉しいです。 作品抜粋  地に足のついた感覚。それには神戸ではなく、もっと小さくて、ささ

          箱庭【あらすじ、筆者紹介】

          二丁目殺人事件 ~血塗られた鏡月 (ミラームーン )~ 【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 毎夜新宿二丁目で飲み明かしている私とツキ子は、ひょんなことからゲイバーでの殺人事件に巻き込まれてしまう。警察の捜査に疑念を持った二人は、真犯人を探しに二丁目の街に繰り出すことにする……。 筆者より こんにちは。「二丁目殺人事件~血塗られた鏡月~」を書かせていただいたけんです。毎回書いている気がするんですが、今回も締め切り直前まで書く内容が全く思いつかず、ミステリーならまだ誰も書いていないからミステリーにしよ!と思って二週間で書き上げたのが本作になります。ミステ

          二丁目殺人事件 ~血塗られた鏡月 (ミラームーン )~ 【あらすじ、筆者紹介】

          文学フリマ東京36に出店します

          Twitterでは以前より告知させて頂いていましたが、この度文学フリマ東京36に出店いたします。 前回の文学フリマ東京35ではお休みさせて頂いていたので、メンバー一同鋭意執筆中です! 今回の新刊のテーマは「欲」です。ぜひお手にとっていただければと思います。 【開催情報】 日時:2023年5月21日(日)12:00~17:00 会場・ブース位置:東京流通センター第二展示場Fホール(2階)うー71 https://bunfree.net/event/tokyo36/ なお、前

          文学フリマ東京36に出店します

          改めて文学フリマ東京(5月29日)のお知らせ

          みなさまこんにちは。明日はいよいよ文学フリマ東京ですね!ここであらためて出店のお知らせです。 当日は、『セ-10』でお待ちしています! アクセス:東京流通センター第一展示場(東京モノレール 流通センター駅最寄) 開催時間:12:00~17:00 お品書き 新刊 2022春号 500円 既刊 2021秋号 「浮気するゲイされるゲイ」 500円 既刊 2021春号 「東京・ゲイ・孤独」 500円※2021年春号は再版のため収録作品数が初版と異なります それでは桃鞜社一同

          改めて文学フリマ東京(5月29日)のお知らせ

          明日もひとりでクッキーを焼く【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 友樹は先日、十二年間付き合った彼氏・菖ちゃんと別れた。自分が傷付くだろうと予想して取得しておいた一週間の有給休暇の中で、友樹は思ったよりも凹んでない自分に若干戸惑いながらも、クッキーを焼いたり友人と過ごしたり、時折菖ちゃんとのことを思い出したりしながら過ごす。 筆者より こんにちは。「明日もひとりでクッキーを焼く」の筆者のゆーです。 今号よりアンソロ全体のテーマ設定がなくなり、さて何を書こうと悩んで、書いたり消したりしていました。人は何かの縛りから解き放たれ自由を

          明日もひとりでクッキーを焼く【あらすじ、筆者紹介】