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気分の波との付き合い方

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現在原稿用紙61枚分の分量です。気分の波が大きな自分が、どんなふうにその性質と付き合っていっているのかについて書いていきます。自分の抱えている気分の波のメカニズムに迫っていくため…
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2022年7月の記事一覧

文章を書くことの効能

文章を書くことの効能

 朝起きたら文章を書くという習慣を途切れつつも続けている。全然やっていない時期もあったりするのだけど、大学生くらいの頃から断続的に書いている。テーマも何も定めない。書くことを決めずに、鉛筆を握って紙にとにかく触れてみる。その瞬間に感じていることを、できるだけそのままに近い形になるように言葉に即時変換しながら、何も考えずに書き続ける。スラスラと書きたいことが浮かんでくる日もあれば、「暑い」と「何を書

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気分の波との付き合い方 ①気分の波にさらわれたときに起こること

気分の波との付き合い方 ①気分の波にさらわれたときに起こること

 これまでの人生でことあるごとに、自分には「続ける」ことができない、と感じているような気がしています。頭の中で色々なことが思い浮かび、常に色々なことがつながっていくような感覚があります。興味を持っていることがどんどんと変わっていくから、同じことを続けることができない。自分が歩きたいと思った方向と、気付いたら全然違う方向の遥か先の方に、好奇心が勝手に歩いていってしまっている。何かをやり始めて終わる頃

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続けるコツ

続けるコツ

岡山県北部の西粟倉という人口1,500人の村で三週間限定で働いている。最近木に興味があるので、木工の仕事のお手伝いをさせて頂いている。アルバイトの身分なので、大体はそんなに複雑ではない作業。でもどんな作業でも木とより深く会話していく必要があるから、最初はいつも中々に難しい。

仕事の中で作業にとりかかるときにいつも気付いたら自然とやってしまっているルーティンがあることに気付いた。それは、毎回タイム

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自分のリズムをつくる

自分のリズムをつくる

 相変わらずキッチンでビールをあけつつ、昨日の夕食はカルボナーラをつくった。パスタを茹でる蒸気で熱々になったキッチンで飲むビールはなぜあんなに美味しいのか。最近ますます料理にカタルシスを感じるようになっている。特にイタリア料理が大好きだ。地域の家庭のお母さんみたいな人がつくっていたレシピが、伝統的で1番正統で、大切にしたいレシピとして守られている。それを守りたいとする意志を、イタリア料理をつくるほ

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