私の部屋は本にあふれている。正確に言うと相方と二人で住んでいるマンションは本にあふれている。数えたことはないが、おそらくは数万冊の本がそこかしこにあふれている。

積読 デジタル化 自炊 古本屋 ・・・

本を減らすというのは一つの命題であるが、残念ながら全く達成されない。なぜなら、私は本が好きなのだ。おそらく、内容よりも、本が好きなのである。

ここ数年、第3の人生を模索しはじめ、徹底的にものを減らしている最中にどうしても本たちは、その存在を考えざるをえなくなってきた。そうして、その本をなんらかの形にしたいなと夢想している。

CFでしった豊岡のだいかい文庫

にも参画したいと思いながら、できないまま一年が過ぎてしまい、このことについては、思いはあるが動けていない。想うこと、したいことはたくさんある。

改めて本の価値、紙の冊子の価値というものを考え続け、夢想する。

インターネットがひろまるなかで、紙の本はその存在を揺るがし続けられている。本の価値とは何かという議論にすらなっている。教科書の電子化などもその議論の延長線上だろう。

新しい本、それも 買う(書店)、借りる(図書館など)、
古い本(古本)
フリーペーパー 

それらを読む空間 
 図書館
 本屋
 本が読めるところ

本を大事にして その本を手にとることができる空間があり、
それを 買うことも 借りることも もらうこともできる複合的な空間

本を大事にしてくださる方が もらったり 買ったり した本を 他の人に届けることができ もらった人が 読み終えれば また 他の人に渡すことができる仕組み そんな本のリ・サイクル ができる取り組みを夢想する

こんな記事をみつけた。

本来は対立すると思われる本屋と図書館のコラボは、いくつかの地域で取り組まれている。本屋がない地域の中でこそ、図書館と本屋、古本屋との取り組みがもっと行われていいと思う。そして、それはいまの時代、地理的に既定される市町村という考え方と類似する「地域」でクローズするのではなく、その地域×地域という乗算が必要だとおもう。

しかし、本はどこまでもお金がかかる。
昨日の「喜捨」の考え方のように、何か持続可能な仕組みをもっともっと考えていかなければならないように思う。

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