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『リンゴ狩りに行きました』 児童心理治療施設 鳥取こども学園希望館 総括看護師 竹森 香理
コロナ第5波が落ち着き穏やかな日常が戻りつつありますが、感染症が再拡大しないよう予防対策をしながら、小学生の活動グループ【小学生会】を開催し、思いっきりリンゴを食べてきました。
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この希望館【小学生会】は平成20年から始まっており、今年で13年目を迎えています。年度初めに子どもたちと日勤スタッフがやってみたいことを話し合い、なるべくそれに沿うようにと思考を凝らし、月1回ほどのペースで企画し活動しています。やりたいことがたくさんあって、中にはディズニーランドやUSJに行きたいなっていう要望も!行けるといいのですが・・・。
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そして11月は子ども希望のリンゴ狩りに行きました。
リンゴ園ではお店の方から、“楽しく、おいしく食べるために”とルール説明がありみんなが真剣に聞いていたのが印象に残りました。
針金が張ってあり、危ないのでリンゴ園の中は走らないこと。
美味しそうだなと採ってみたものの、傷んでいて食べられないリンゴも、ジュースやジャムなどほかの使い道があるから捨てないでねと話されました。(なるほど!)
子どもも大人も、ルールを守りながら、好みのリンゴを早々と見つけ丸かじり!(強靭な顎力を持つのは誰?)。皮を剥いたリンゴを食べたがる子やリンゴのヘタと種だけを残し全部食べちゃう子、6個も食べたでと自慢する子(6個と言ってもちっちゃなリンゴなんですが~と突っ込みを入れたくなる気持ちを抑えつつ・・・(笑))、リンゴの実のそばに花が咲いているのを見つけ、「へ~、リンゴの花ってこんな花なんだ。」と感心したり、「来年は中学生だからこのメンバーでは最後のリンゴ狩りだな。」としみじみと言葉にする子どもがいたり。
「なんで、横向きに針金が張ってあるの?」「なんで枝を横向きにはわせるの?」と尋ねてきたり。「どのリンゴにも陽が同じように当たって美味しくなるようにしてるんだと思うよ」と返すと、「へ~、そうなんだ~」と。
こんな感じで、みんなが青空の下思い思いにリンゴ狩りを満喫していました。
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小学生会の一年の活動を通じて、子どもも大人も、移り変わる四季をからだ全体で感じながら、「へ~、そうなんだ。」と共に感じ合い、一つひとつの体験が素敵な思い出になればいいなと思います。今回も、にぎやかな子どもたちの声を聴きながら“癒され時間”を頂いちゃいました。子どもたちとの集合写真は老後の楽しみ(?)にしようとシャッターを切りました。
次回は12月。寄付でいただいたさつま芋を使って、焼き焼き大会を開く予定です。
食べること、遊ぶことが大好きなみんな。きっと盛り上がりますよね。
いただきましたサポートは、学園の子どもたちのために大切に使用させていただきます。寄付ページからもお申し込みが可能です。みなさまからのあたたかなご支援を、心よりお待ち申し上げております。