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上越妙高エクスプレストレイル

「出発進行〜!」


 そんな温かい言葉から始まったトレイルレース

“上越妙高エクスプレストレイル”

上越妙高エクスプレストレイル

 今年第1回開催のALP SKI TEAM 主催の「奧信濃100」、「いい!いいづなトレイル」に続いての3レース目。
 名前の通り、東京から新幹線で2時間で上越妙高駅に到着。徒歩5分もしないで会場入りができて、支度してすぐスタートできるめちゃくちゃアクセスがいい大会。地元の人から愛される青田難波山や中ノ又古道等、古き良き雪国らしいロケーションを堪能できるのが魅力。

スタート前もちゃっかりお手伝い

 今回は調整もあって14kmのショートの部に出場。
獲得標高500mでスタートして3kmフラットの農道を走り、里山を500m登ってぐるっと回りまた3kmフラットの農道と、めちゃくちゃ走れるコース。

これは追い込むしかない。本番だけど練習。

 スタートして2kmはコース誘導員と一緒に参加者全員でワイワイとゆっくりパレードラン。こういう設定がまた面白い! 

中央奥に見えるのが上越妙高駅
スタートして田園の中の農道をジグザグと進む


 2km過ぎから誘導員が抜けてヨーイドン!
少しずつ登り基調になり、参加者の口数も減ってトップ集団はバチバチの展開に…。

雨でしっとり濡れた中盤のロードセクション


 本当に綺麗な走れるトレイルで周りを見渡すと紅葉樹の森でシーズンになったら綺麗なんだろうなぁとかそんなこと思わず前日までの雨でぬかるんだドロドロの足元ばかり見ることに…。

エイド手前の林道は紅葉が見頃!

 常にトップをキープし、8キロ地点のエイドを42分程で通過!先週の志賀高原エクストリームの疲労もあってか心拍上がるけど足動かない、「あ〜もどかし〜!笑笑」

第一エイド(8km地点)にいた大瀬さんと

 エイド付近をぐるっと回ったら登って来た道をそのまま戻るコースレイアウト。

登って来たら奥に向かって登り、
ぐるっと回って手前からまたトレイルにはいる


 すれ違いで参加者の皆さんが頑張れー!と。あーもう元気出ちゃう。安全運転で行くつもりが調子乗って下りをめちゃくちゃ飛ばす。いや、これはスピード乗っちゃう。勝手に足が出ちゃうくらい気持ちいい斜度、ロケーション。

こんな綺麗なシングルトラックに
妙高特有の根曲がった木々

 足元がドロドロになるのなんかお構いなしに。先週よりも真っ黒になった気がするのは気のせい?

駅が見えてからが長かった…。

 下りの勢いのままラスト2キロフラットを3'50/kmで駆け抜け、ラスト1キロを3'30/kmまで上げて最大心拍190まで爆上がり。
 目標に5分以上届かなかったけど1時間13分18秒で優勝!今出せる力は出したし、心拍上げ切ったから気持ちいいゴール!
 終始写真とって、運営スタッフの皆さんとお話しして、最高の14kmでした!

優勝!
久しぶりのお祭り男style
頭の中はよさこいソーラン節
みんな速かったー!
8分以内の僅差!


 ゴールしてから運営のお手伝い。皆さん真っ暗になって足元も見えない状態なのに「○○さーん!あれどこだー!」「こっちこっち〜」「あ痛ー!」ってコントか!って突っ込みたくなるくらいの激アツスタッフで。

暗いとゲート畳むのも
アトラクション

 僕なんか手伝わなくても他のスタッフの方々の働きぶりを見ていたら、本当に愛されている大会なんだなぁと実感。 

こんなゲート潜りたいに決まってる。

 こんな素敵な大会、そりゃ参加者みんな満面の笑顔になるよね。参加者を見てたらその大会がどういう大会かって分かるよね。

参加したらみんな仲間!
なんか楽しい音が聞こえて来たから
そこのマンションの2階から降りて来たヨォー!
おかあさん、
特等席すぎます🤣
ベッチャレドットベース
出店スタッフも終始盛り上げてくださいました!
遅くまで


 大会は絶対にプロデューサーやディレクターのセンス。その人にノウハウがない限りどれだけやっていてもできない人にはできない。選手目線になってどこまで考えられるか。トップ選手、ファンランの選手。みんな目的は違うし見えてるところも全然違う。どれだけいろんな層の選手たちを見てきたかで大会運営も会場設営も、選手への接し方も全部変わってくる。
 もうね、これは雰囲気で伝わってくるよ。

そう。琢也さん、ひろしさん、ありがとう。



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