経験者の話を聞く心強さ ポジティブケア日記

母の認知症検査の結果を聞いたついでに(ついでのフリして
めっちゃ聞きたくて準備してた)、精神状態が悪化してる介護者へのアドバイスを求めた。「パーフェクトを求めないこと。」「ケアマネージャーさんに相談してみては」とのことであった。

私は母のリハビリをしたいという理由で在宅介護を希望していて、
その上で、自分の精神疲労を軽減させる方法を模索している。
のだけど、ケアマネージャーさんに私自身の精神疲労軽減を相談したら、施設にお願いすることを提案すると思う。すでにいろんな方から提案もしくは示唆されている。

昨日、母にかなりひどいことを言った私は、在宅介護の大先輩にすぐメールを送った。大先輩は、家に寄って行ってと言ってくれた。

気づいたのは、その大先輩のメンタルがあれば、
私の状況は全然大変じゃないだろうなあということ!!!

例えば、認知症が悪化するとどういうことが起こりえて、
それをどういうふうに対処してきたかを聞けた。
なおかつ、施設にお願いするタイミングのことや自分の気持ちの
踏ん切りについて、精神科の先生からもケアマネさんからも聞けない
であろう話を聞けた。

おむつにうんちをすると気持ちが悪いから、
おむつに手を入れてうんちを部屋の中に投げたりする話。
衝撃的だったけど、そういうことが起こりえて、
それを大変な思いをしながら、今こうして、
私に笑い話のように明るく話しているのをみて、その姿に
相当元気付けられた。

電気つけっぱなしとか、部屋に勝手に入ってきて物を持ち出すとか、
家族が怒ってしまうポイントを、怒らなくて済む環境に変えていった話は
ぜひ自身に活かしたい。

こういう時はこう気持ちを切り替える、対処するという
具体的な方法を私は必要としていたんだな。
在宅介護の経験者の方の話にこんなにも勇気づけられるとは。

まずは、食べる意欲が湧かない母に怒るのはやめよう、
怒らなくていいようにしようって思えた。




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