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2024春スタディーツアーでアクセラになってみて。

2024年3月11日〜19日の9日間。
Tiger Mov.と共催したプロダクト開発のプログラムがバングラデシュを実施しました。
前回は、モデレーターとして参加しましたが、
今回はより生徒の成長にコミットしてプログラムに関わりたいと相談させてもらって、
アクセラレーターという立場で参加。

私、必死だったな、この9日間。
それくらい毎日必死で、
どうしたらよりいいプログラムになるか、
どんな選択肢を提供できたらいいのか、
どんな言葉をかけてあげるのがいいのか、
一瞬一瞬成長していく参加してくれた10人のメンバーの成長についていくのに必死で、その分見えてきた成長を感じるのがとっても嬉しかった。

そして、バングラデシュの自社工場のメンバー総出で作り上げたプログラム。
生徒に負けないくらい、一緒に仕事をしていく中でバングラデシュのメンバーたちが成長しているのをみれたのも、私にとって嬉しさが込み上げた。

プログラムをいいものにしようと色々提案してくれたTanvir san。
その想いは学生メンバーにも伝わって、みんな最後はTanvir san大好きでした💕


今日はアクセラレーターとしての学びを残しておこうと思います。

アクセラとして学んだこと

①発言しやすい、行動しやすい雰囲気をつくる

→9日間と限られた時間。最後は参加者同士で学んでくれたらいい。
 なので、私の仕事は、最初の数日でみんながイキイキできる関係性と空間をつくること。
 発言しやすい、行動しやすい『心理的安全性』をみんなに感じてもらうのが大事。

②参加者たちが自主的に動く場づくりをする

→ネットで調べると、アクセラレーターとは'加速させるもの'という定義が出てくる。
 つまり、私は先生でもなく、リーダーでもない。
 目指すのは、参加してくれたメンバーが自主的に動く場づくり。
 やりたいことが出てきたらチャレンジできるように手配したり、やり始めたら一番の応援者になる。

Limon sanからプランにアドバイス中。

③成長するまでじゃなくて、成長を認識するまでがセット
→私が一番学んだ!と思ったこと。
 成長をその人本人が自覚し、言葉にでき、認められる(認識する)がゴール。
 チャレンジさせっぱなしも良くないし、成長したねと周りが言ってるだけでは、やりっぱなし教育。
 リーダーとしてもとても大切なことな気がする。

④誰だって何かしらにチャレンジしている。チャレンジの高さは人それぞれ。

→忘れがちなこと。でもその通り。
 海外に来ることが大きなハードルの人もいれば、ここで何かを成し遂げることが大きなハードルの人もいる。
 こっちが一つのゴールを作ったり、勝手にゴールを決めたりするのは良くない。
 これを意識してから、バングラのみんなへの声かけも少し変わった気がする。
 みんな日々、もちろん私も、それぞれのハードルにチャレンジしてるんだよね。

英語と日本語とベンガル語?を使って自己紹介タイム。
こんなに盛り上げると思わなかった。🫶

⑤自分の哲学を伝える(自分は何を伝えたいか、参加者だったらどう感じるか、みんなに何を考えてほしいか)

→このプログラムを通して、何を考えて欲しいのか。
 プログラム作りの時から考えていたはずだったけど、いざ言葉にしようと思うと出てこず。。感想に'そうだよね'と言ってしまいがち。

 朝始まる前に、どんなことを感じて欲しくてこのプログラムを作ったのか整理する時間をとって、毎日をスタートするようになったら、声かけの質が変わった気がする。

私がプログラムを通して感じて欲しかったこと

プログラムがスタートする前、こうノートに書いていた。

私が伝えたいこと・アクセラをやる理由

  • バングラデシュには貧困問題・環境問題が存在することを知ってほしい。

  • 世界で起きている社会問題に目を向け、アクションを起こせる人になってほしい。

  • ソーシャルビジネスのリアルを知ってほしい。リアルを知り、この問題に自分はどう関わっていきたいか、現場に来て考えるきっかけを作りたい。

でも、本当にそうだったのかな。(それだけだったのかな。)
この9日間を振り返ると、私の中に違うゴールがあることにも気づいた。

  • バングラデシュがとても魅力的な国で、また来たいと思いました!

  • BLJのみなさんに出会えてよかったです。

  • BLJの方々が温かくてとても感動しました。

参加してくれたメンバーのそんな感想を読んで、
自分がスタディーツアープログラムをやる理由の中に、こんな理由もあったんだと、自分の気づかなかった想いも出てきました。

大人気のカーンさんのレザー工場ツアー!
みんながBLJを好きになるのはカーンさんの人柄あってこそ。
  • 作っているメンバーのことを知って、作っているメンバーも、作られた商品も愛してほしい。

  • バングラデシュという国を貧困とか社会問題のマイナスな切り取り方じゃなくて、ポジティブな印象から知ってもらうのもいい。貧困問題でも、面白そうでも、どっちの入り口だっていいじゃん。

そういう自分の想いに気づけたのも、
9日間自分の感情の変化に一生懸命向き合っているみんなを見てたからかな。

ここから生まれた挑戦。

そして、もう一つ嬉しかったのが、
参加してくれたメンバーが、もちろん有志で、クラウドファンディングを立ち上げたこと。(アクションを起こしたこと。)

今回はプログラム内でも必須ではなかったけど、
現地でも日本に帰ってからも、現地の人にとって何が自分たちにできるかを考えた続けたみんなが、チャレンジすることを決めました。

レザー工場の名刺入れを販売し、
その利益でバングラデシュの工場で働くメンバー全1,000人に冷却タオルを届けるという挑戦です!
(4月から40度を超えているバングラデシュ。私も毎日ヒーヒーしてました。。)

そんなメンバーたちのクラウドファンディング、
5/20-スタートしているので、ぜひチェックしてみてください。

実は、このスタディーツアーの途中から、謎の高熱と咳に悩まされて、
結局そのあと肺炎と肋骨骨折で散々だったけど、笑
この9日間の出会いと学びは一生モノ。
いろんな意味で忘れられない。笑

改めて、機会を下さったTiger Mov.の皆さん、
ありがとうございました。
出会ってくれたみんなもありがとう!
みんなとまた会えるのを楽しみにしています🇧🇩


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