学級日誌がとても好きだった話

高校を卒業して1ヶ月がたとうとしているみたいです。

大学も始まらないし、かといって高校に入れるわけでもなし、バイトもできないしで完全なるニートとして日々だらだらと過ごしていると、いろいろなことに考えがめぐってその度に心が揺れるものですね。

そうやって心が揺られるのも案外悪くないなぁ、むしろ好きだなぁと思っている自分もいるのですが。

そうこうしていると高校生活がふわっとよみがえってきて、部活とか勉強とか行事は勿論だけれど、そういえば学級日誌というものがたまらなく好きだったということを思い出しました。

高校生になって初めてさわった学級日誌、読むのはもちろん楽しい、けれど書くのがそれの何倍も楽しかった。人に見られることを前提とした文章で、でもそこまで堅苦しくなくてときどき絵もあって日記ほどゆるいものじゃない。その微妙な具合がたまらなかったんだろうと思います。授業も聞かずに好きなことを布教するため必死に文字で埋め尽くしてました(“必死に”とは書いたものの夢中でいつも行数が足りなかったのがホンネ)。

誰か一人にでいいから私の好きなモノコトが伝わったらいいなぁと思いつつも、でもやっぱりただの自己満足なのだから自分が書いてそれでお終いだろうと考えていました。

ですが、卒業も間近というとき、クラスメイトの何人かが「とってぃの学級日誌好きだった、隠れファンだった」と声をかけてくれたんです。どれだけ嬉しかったことか、もともと自己表現が得意な方ではないから、いつも一人でくすぶっていたので伝わったということがとんでもなく嬉しかった。

それともう一つ、私は北欧風のものとか無印良品とか、シンプルだけれど無個性じゃないスタイルにこの3年間でどっぷりはまって、服や持ち物、雰囲気も変わっていったのですが、それもほかのクラスメイトが「とってぃは北欧系のものが似合うしそういう雰囲気もするよね」と。

自己表現てすごいですね。好きなモノって表現すればちゃんと伝わるんや、と身に染みて感じました。

でももう学級日誌はないし、外にはしばらくは出ないし、それでも表現したいことはやまもり出てくるし…


あるやん、note。


私の大好きなYouTuberのin living.のririkaさんや、パーカーくんもやってたやん!と。

そういうわけでnoteを始めたのでございます。

ずいぶん堅い話になってしまいました。ツイートするには長すぎるけれど、日記に書いてひとりで留めておくのはちょっと違う、誰かに見てほしいことを、気の向くまま推敲もせずつらつら書いて(たまに描いて)いこうと思います。


と、鶯ボールミニ黒蜜きなこミックスを食べながら書いている4月25日の3時でございまして。では。


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