見出し画像

20220922ワークショップ②浦岡

開催日時:2022年9月22日 10:00~11:30
場所:グレイスヴィルまいづる-東京(Zoomオンライン)
内容:
2人の参加者とそれぞれ砂連尾さんが1対1でワーク
1.KTさんと1対1で20分程度
2.Kさんと1対1で20分程度

****
浦岡雄介(生きがい支援、グレイスヴィルまいづる)

 画面越しにワークショップを続けているが、実際会うことができた時、参加者の反応はどう変わるのだろうかといつも考える。まず「あ、テレビでいつも会う人だ」とはならないだろう。月に1回のオンラインワークショップだが、参加者の中に「積み重ね」はあるのだろうか。

 オンラインと実際に会って行うワークショップの体験の差は、その時の参加者の皆さんの反応で想像するしかないが、おそらく実際に会って行うワークショップ場合、砂連尾さんの視線はさまざまな方向に向いているはずだ。そうなると、こちらからの積極的な、学び取ろう、できるようになろうという気持ちと集中力が必要になる。

 一方、こちらから画面で見る砂連尾さんの視線は等しく参加者に向いているようにみえる。砂連尾さんも画面を見ているので視線が大きく外れることがない。砂連尾さんの連続的な関心と視線がこちらに向いているように見えるので、ある程度受け身になっても参加することができると思う。実際のWSよりも集中力を保ちやすいのではないだろうか。

 私は「朝活」というレクリエーション企画を入居者に向けて行っている。例えば、『今日は何の日?』という話をきっかけに、豆知識や映像を流して少し学習する、体操する、歌をうたう。多い時は10名以上集まって行うが、学校の授業のように全員に話しかける形になるので、オンラインワークショップとは違って視線のやり取りはなかなか生まれない。特に、認知症の方が集中力が続かないことが多くなる。いや、横に誰かが付き添いながらだと違うだろうか…。

 目と目を合わせてコミュニケーションすること、画面を介してコミュニケ―ションすること、そこにとても興味がある。そのようなコミュニケーションは意思疎通の色が深いと思う。仕事の中でつい忘れがちになってしまうところだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?