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20210624ワークショップ①砂連尾

開催日時:2021年6月24日 13:30~15:30
場所:グレイスヴィルまいづる-東京(Zoomオンライン)
内容:
①ことばのワーク
 ①-1 砂連尾と豊平がいろんなもの(ぬいぐるみとか仮面など)をみせて、参加者にことばにしてもらう。
 ①-2 砂連尾の動きをことばにしてもらう。
②出たことばをつなげて詩にする。
③参加者全員で感想


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砂連尾理(ダンサー・振付家)


 今回のとつとつは皆んなで詩を作りました。

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  ”聞こえない

   みつばち<>

     好きに遊ばせてくれ<と飛んでいる>

  掃除機を持っている<その飛行は>

  <まるで>カニの踊り

  自分の行き先を探している<のだろうか>

  みんなで踊れ

  指あそび

  みんな知恵を出せ

  <羽休み>

  一緒に遊ばんか

  <ブーンブン ブーンブン>

  波乗り<>

  降参<>

  飽きがこない煮物<のまわりで>”

***
 先月のワーク「皆で俳句、連歌を作ってみよう」を経て、言葉のやり取りーー前の人の言葉を受けて次の人が次の言葉を作るというやり方ーーは、少し難しいと感じたので、今回は私と豊平さんが画面上でやっていること(何かのやり取りをしていることを想起させるようなポーズだったり、影絵を作る時のような手の形など)、また私一人でもちょっと変わったポーズや変な動きをしてみたりしながら、入居者の方お一人お一人から出た言葉を紡いでいきました。

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 そこで紡がれた言葉をそのままの順番で、そこに私の言葉(<>で囲った部分)をほんの少しだけ交わらせてもらって出来たのが今回の詩です。

 何だか味わい深い詩になったなぁ〜。

 来月は今回生まれた詩を舞踊譜として見立ててダンスを作ってみようと思います。

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