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ライプピボットを読んで、「学校でも仕事でも、この3つを蓄積しようぜ!!!」と奥さんと子ども達と語らおうと思ったんですよ。

「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」 黒田悠介著

アマゾン先生にオススメされて何気なくポチりました。

すでに3回は目を通しました。

今「2023年に日本に戻ったら会社作るぜ!!今は粛々とそのために準備だ!!」と鼻息荒くしている私にとってぴったりな一冊でした。

ホテルプロデューサー養成講座の受講生の皆様、それ以外のありとあらゆる方に、全力でおすすめです。

どんな状況にいても読む価値ありです。

紙の本を取り寄せて奥さんにも子ども達にも読ませます。


この本は、ライフピボットという言葉を以下のように定義・提唱しています。

経験の蓄積と偶然を軸足(ピボットフット)にして、360度好きな方向にフリーフットを踏み出し、キャリアを転換すること

これを公式にしたのが、蓄積+偶然=転換
・蓄積=仕事を通じた経験による蓄積、Dots(スティーブ・ジョブズのConnecting the dotsのこと)
・偶然=計画的偶然性理論の5つの行動特性(好奇心Curiosity, 持続性Persistence, 楽観性Optimism,  柔軟性Flexibility, 冒険心Risk Taking)によるポジティブな偶然 
・転換=ライフピボット

目黒→世田谷→小平→上海→錦糸町→シンガポールと転々としているのも、いずれもライフピボットだったんだ!!とライフピボットという単語が自分の人生俯瞰にしっくりきます。


蓄積すべき経験として、この3つを上げています。

Skillset Network Self-understandings 

(「頭文字をとってSNSとおぼえてください」と黒田さんは言っているけどSNSでは覚えられんがな!!)

それぞれの詳細は以下になります。

①価値を提供できる3つのスキルセット Skillset
テクニカルスキル・ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキル 

ヒューマンスキル
コミュニケーション・ヒアリング・ネゴシエーション・リーダーシップ・プレゼンテーション・コーチング・ファシリテーション 

コンセプチュアルスキル
物事を抽象化したり多面的に見たり、論理的に考えたり発送を飛躍させたりする、概念化能力 14項目
ロジカルシンキング・ラテラルシンキング・クリティカル・シンキング・多面的視野・柔軟性・受容性・知的好奇心・探究心・応用力・洞察力・直感力・チャレンジ精神・俯瞰力・先見性


②広く多様な人的ネットワーク  Network
信用Creditと信頼Trustの区別
信用は単方向で客観的評価:ギブで信用情報を貯める
信頼は双方向で主観的な関係:共同作業で信頼関係を築く

③経験によるリアルな自己理解  Self-understandings
自分の嗜好性や価値観を知ること

私はこの3つの蓄積 Skillset Network Self-understandingsの部分に感動しました。

それぞれ細かくは、いろんな本を読んでいれば、それほど目新しいコトはありません。

が、「学校でも仕事でも、この3つを蓄積しようぜ!!!」とわかりやすく構造化してくれていることに衝撃を受けました。

この3つの蓄積って、研修医教育にもそのまま使えるくらいわかりやすい。。。

むしろ、小学生(にはちょっと難しいかな)、中学生からこれから君たちはこんなコトを学んで行こうぜ!!と少5の娘と中3の息子と語り合うのに使います。

ああああああああ、すげえっす。

ぜひお読みください!!!!

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