MISSION RIN-POSSIBLE DEAD RETURNING
DEAD RETURING ⇒ ”死者が還る”
イーサン・ハント vs ゾンビのホラー映画ではありません。
The day DEAD RETURING ”亡くなった人が還って来る日”ということで
すなわち、お盆ですね。
もちろんDEAD RECKONINGと掛けた造語です。
毎年お盆には実家に帰り、お墓参りをしているのですが、
2020年~2022年の3年間は新型コロナでお盆の帰省はできませんでした。
今年、もう奴は第5類。大手を振って帰省できます。
しかも今年のお盆は、父が亡くなって初めて迎える節目。
初盆法要があるのです。
ちなみにDEAD RECKONING(デッドレコニング)とは、
推測航行あるいは自律航行といって、
外部の視界やGPSの位置情報などに頼らず、
速度や加速度、遠心力などの自分が観測したデータで
自分自身の位置を推定しながら進むというもの。
子供の頃(いや大人になってもか)、
人通りが少な目の道を歩いたりする時(出来心です。つい、よ、つい)
目の前の景色を目に焼き付けて、目を瞑り
目を閉じたまま、心の中の外界のイメージを頼りに
何歩あるけるかな?
ってやったことありますか? やりましたよね!
イメージなので、歩くにつれてなんとなく景色も変わる、
残像と想像の中間みたいなものなのですが、
怖くて、だいたい5歩くらいが進める限界なのですが
あれがデッドレコニング体験です。
映画ミッションインポッシブルでは冒頭
ロシアの潜水艦の、
『デッドレコニング(推測航法)で航行中!』
というシーンがあるのですが、
デッドレコニングは別に潜水艦だけの特別なものではなく
自動車でも、GPSが受信できないトンネルやビルの谷間などで
カーナビが正確に表示できるように、
デッドレコニング機能が搭載されているのです。
自社のホームページで、
『Dead Reckoning(DR/デッドレコニング/自律航法)とは』という技術情報を掲載しているFURUNOさん。
(古野電機商会として1938年長崎県に操業。
我らが、ご近所三木市に主力工場があるので、宣伝しておこう。)
今まで、一般の人には誠に以って知名度の低い用語でしたが
DEAD RECKONING キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! という感じでしょうね。
みなさんも運転中にトンネルに入った時には
『只今、デッドレコニングでナビゲーション中!』
とシャウトしましょう。
First Day's MISSION
朝から車で実家へ向かう。
アルファロメオではありません。彼は夏が嫌いなのでお休み中です。
炎天下で駐車中に車内が暑くなると、
エアコンの操作パネルがストライキを起こすのです。
その点ゼニファーのトヨタならば、おしんのように働いてくれて安心。
6時30分出発の予定であったが、少し朝寝坊し、7時過ぎに出発。
山陽自動車道はやたらとトンネルが多いので、
カーナビはバリバリ(いずれも博多弁で”ちかっぱい”と同義)、
デッドレコニングしっぱなし。
そして運転手は、というと”車を運転している”というよりも、
ずっとライトを(トンネルin⇒)点けたり、
(トンネルout⇒)消したりしっぱなしという感じ。
なんかライトOFFとポジション灯ONの繰り返しをしていたはずが
トンネルの中を走行中、何かの拍子で
ポジション灯ONからもう一段回してロービームにしてしまい、
いつの間にやら
ポジション灯ON⇔ロービームの切り替えになっていたりして。
9時くらい吉備サービスエリアで休憩
11時前には実家につくペースなのでサービスエリアで食事はしない。
しかしフードコートのメニューはチェック
カツ丼、カツ丼!
ゴールデンウイークの経験から、どうしてもサービスエリアで
”カツ丼販売中”を目撃したい!
やはりない! デミかつ丼だ。
岡山にはデミカツ丼しかないのか?
そういえばゴールデンウイークに食べたのも、上り車線とはいえ
同じ吉備サービスエリアだった。
よく見るとゴールデンウイークに見たのとは少し異なり、
温玉が付いている。
温玉デミカツ丼だ!
確かにゴールデンウイークの結論として
『縁が無いのはカツではなく、卵であった』と心中苦情申し上げたが、
その辺を察して(?)、卵とじのカツにせず、デミカツに温玉をつけるとは!
グレードアップしたのか、あるいは上り線と下り線でのメニューの差
なのかもしれないが、いずれにせよ敵もさるもの。
思ったよりも早く、10時過ぎに実家に着く。
11時20分くらいに兄一家到着。
兄、兄の奥さん(義姉)、姪のメイちゃん、甥のファル君の4人である。
すぐにポコぞうと姪のメイちゃんとで楽しいおしゃべりが始まる。
昼食のあと、着替えをして初盆法要に備える。
ワイシャツ(ユニクロ)にネクタイ、スラックスです。
着替え完了!
『なんで、持って来た喪服着てないん?』
突然、ポコぞう経由で、別室にいるゼニファーから謎のクレームが入る。
『既に着てるよ、自分で持ってきたスラックス。』
『まだハンガーにスラックス掛かってるって!』
??うちに喪服2着もあったっけ?
『それ黒いけど、喪服のじゃないやん。』
あー、そういえば確かに穿く時に
ウエストの部分がわずかにストレッチして、
おじさんのお腹にやさしい感じだったことが頭に去来する。
それほど機能的なズボンとなると、これもユニクロか!
まぁ履きやすいしこれで良いか。
初盆がほぼユニクロ勢で臨むことになってしまったが。
とか言っているといつもの和尚さんが到着。
仏間というか、仏壇がある客間にお通しする。
和尚さんはお袈裟にお着換えするんかな?
母『見てくる。』と客間を覗きに行き、すぐ帰って来る。
『和尚さん、着替えとったわ。』
(やっぱりか!袈裟を身に着けるだけであっても、
身支度中にみんなして部屋に入るのは失礼なので暫く待つか?)
という一同の雰囲気をかき消すように
『はよ行こうや。』と母
えっ、今着替えておられるのでは?
“着替えて来とった”と言ったんよ。
さすがに普段は理路整然としたことを言わないテキトーな性格の兄も
”そうとは取れなかった。”と肩をすくめる。
どうもどうも。と言いつつ部屋に入り、座布団に正座。
”もう本当に楽にしてください。”と和尚さんがおっしゃってくださるのは
いつものことなので、わかっているのですが、
果たして、今回もまさにそうおっしゃったので、
実はあらかじめ用意していたちっちゃいイスに座らせていただく。
トトムは股関節が硬いので座布団に座るのであれば、
胡坐よりも正座の方が楽なのですが、やはり足が痺れるので、
お言葉に甘えて本当に楽にさせていただきました。
◇
みなさん遠いところからお集まりいただきご苦労様です。
それでは釈浄敬(法名)さまのお盆の法要を行います。
なむ~
数珠を握り神妙な気持ちになる。
…
ピタっと和尚さんの声が止まる
??
『あの~。これ、ここにないですよね?』と住職
一同(何がないのだろう?)
トトムは前列、ご住職の少し横の席、
しかもサッと立てるイス座りの身なので一歩前に出て
住職が“これ“とおっしゃるものを確認。
たしかに仏壇から金属のお椀のような、今まで“チンチ~ンのやつ”
としか言ったことのないものが消えている。
漫画で言うと、点線だけ残して忽然と姿を消しているような事態。
和尚さんも自分の目が信じられないのか、
『ありませんよ!』と断言をせず、
『これ、ここに有りませんよね?ね?』と同意を求めてくるが、
まったくもっておっしゃる通り。
『確かに無いですね…』
下に落ちたんでしょうか?そんな落ちるものでもないだろうが、
念のため仏壇周辺の畳の上をくまなく見るが、やはり姿は見えない。
後ろの列の方々は、事態がつかめず何がないのだろうか?とザワザワ。
“チンチ~ンの”と言っても、打撃する方と、打撃を受ける方の2種類がある。
普通なくなったといえば、小さな”打撃する方”だと思うだろう。
いや、あのお椀みたいなやつ。それが消えている。
今朝実家に到着して、まず仏壇にご挨拶したときには確かに有った。
いや有った光景を明確に覚えているわけではないが、
確かにゼニファーがちんち~んと鳴らしたその音は確実に記憶にある。
目の前にある信じられない光景を皆さん(といっても一族 7人)に伝える。
『あぁリンね。』
一族の中にいた博識の者より、やっとそのものを表す名詞が表明され、
俄然、今進行中の事態がつかみやすくなる。
後からネットで調べたところ、打撃する方とされる方の両方を合わせて
リンセットと、仏壇仏具販売のサイトでは書かれており
それぞれの名称は不明のまま。
リン(攻め)、リン(受け)でもないだろうに。
(良く調べると”攻め”はリン棒、”受け”は単にリンでした。)(๑>•̀๑)
住職、『それではリン無しで法要をやりましょうか?』
と親切にも、柔軟過ぎる対応を申し出してくれるが、
さすがにそれは無理なのでは!
っていうか物理的には出来るだろうけど、法要感がてきめん下がりそう。
そこでハッと甥のファル君が気付き、
ばぁちゃんがさっき台所で拭きよったよ。と義姉に耳打ち。
素早く義姉が台所へ行き、無事リンが見つかる。
そこに来て母がやっと思い出し、
『きれいに拭いとこうと思って、台所へ持っていったんじゃけど
別の事をしてすっかり忘れとった。』と激白。
姿を消しながらも結局は拭かれなかったリンは少し遅れて法要に参加。
リン(RIN)失踪で初盆法要に臨むとは、
『有り得ん事(IMPOSSIBLE)が起きたな。』
とポコぞう、メイちゃんとニヤリと視線を交わす。
That's RINPOSSIBLE!
無事(?)法要が始まり、読経が進む。
リン事件の動揺から立ち直り、亡き父に思いを寄せて、
目を閉じ掌を合わせるのだが
イントロの南無阿弥陀仏連呼から、
全然わからないながら、何やら意味ありげな中盤に移行して暫く経ち、
(そういえばいつまで手を合わせるのだったか?)
と薄目を開け、周囲をチラリと見る。
なんと既に他の面々は手をおろしている。
ずっと手をあわせてるの俺だけか?
しかしもうお経も中盤を超えていると推定されるし、
この後に及んで手を下げるタイミングがない。
お経の中身を熟知しているわけではないが、
リズムの変化と”南無阿弥陀仏”のサビのフレーズが再来することで、
終わりが近づけば、大体わかる。
(そこでもう一度、皆合掌するので、
目立つことなく一同そろって合掌終われるな。)
目をつむって神妙な顔をしつつそう思っていると
横から母につつかれる。
『焼香の台を出しとらんかったわ!』
あー、確かに焼香のセット無いな、と思ってたんだけど。
やはりこれも手違いか。
『そこの押し入れの中にあるからちょっと出して。』
思ったより早く、合掌の手を下ろせる時が到来。
トトムが、焼香セットがあるという押し入れの前に陣取っていることと、
やはりすぐに立てるイスに座っていることから、自分の仕事と認識。
サッと押し入れを開けて、サッと取り出せばよいかと思い、
まだ読経中の住職の横を失礼して、
仏壇の横の押し入れをそろりと少し開ける。
”仏壇の横の押し入れ”といったがそれは正確ではない。
実は仏壇自体もその押し入れの中に納まっているのである。
そして横のふすまを開けるということは仏壇側が閉まるということ。
住職が対峙しNow読経している仏壇が半分お隠れになる。
しかも、『中にあるけぇ』という条件提示での依頼にもかかわらず
押し入れの中には風呂敷やら新聞の束やらが積み重なっており
一見して焼香セットとわかるようなものは全然見えない。
さすがに和尚さんも『どうなさったんですか?』
ハーフ仏壇では法要が続けられなくなり、読経中断。
『いや、ご焼香のセットがこの中にありまして。』
『えっ、何ですか?』やはり住職、少し耳が遠い。
『焼香です。焼香の用意をしておくのを忘れていたんです。』
と大声で繰り返しやっと伝わる。
『あぁ、四十九日とか1周忌は焼香しますけど、半年のお盆ですからね。
今日は焼香はしなくてもよろしいですよ。
まぁ何かあった時のために私も焼香セット一式持ってきてますけど。』
さすがは住職、用心深いが、その“何かあった時”の中に
”読経中に仏壇が半分隠される”ことまでは
さすがに含まれていなかったようである。
というようなことがありつつ、無事(??)初盆法要終了。
”しかし和尚さん、やたらと心が広いな。”と感心しきり。
◇
父が亡くなり早、4ヶ月半が過ぎました。
楽しい雰囲気が好きで、自分も面白いことを言うのが大好きだった父には
ほんわかとした良い初盆法要だったな、
とみんなで言い合えるようになりました。
本日はこれで和尚さんはお引き取りいただき、
家族だけでお墓参り。
不要なまでの晴天。心より必要とする雲が見えない!
暑い、暑すぎる。
滝のような汗が目に入り、目が染みること、ひどいものである。
『帰ってから冷蔵庫で冷やしていたシャインマスカットを食べる』
と勢いづく子供たち。
しかし、それでは全然冷却効果が足りない。
そもそも食べるメインは子供たちであり、大人にはあまり分け前がない。
体の熱を吸収する熱容量が全く足りないのである。
『アイスが食べたい。』
誰に言うでもなく、しかし皆に聞こえるように宣言してみる。
一同あまりアイスに興味をしめさず、マスカットや梨を食べていたが
『まぁ一人でアイス買って来るわ、アイスいる人?』というと
兄は『俺、100%オレンジジュースね』
とまたへそ曲がりな要望を一番に表明。
(そういえば、墓から帰る道すがらも、独り言でそんなことをいってたな)
じゃああとの人は全員アイスね?
何が良い?
ポコぞう、『コンビニ着いたらLineで写真送れ。』
とぜいたくなことを言う。
するとメイちゃんが、一緒に買いに行く、と言い出し、
『じゃあ私も。』とポコぞうはすぐに掌を返す。
ゼニファーも加わり4人でコンビニへ
100%オレンジってコンビ二にあったっけ?
『あるよ。』
コンビニでバイトしていたメイちゃんの言う事なので確かだろう。
車で5分ほどのところにあるセブンイレブンへ着き、
まずは100%オレンジジュースを探す。
ペットボトルのはなく、牛乳みたいな紙パックのやつ
セブンイレブンブランド100%オレンジってかいてある。
『メイちゃん、これでお父さんいいんかな?』と確認すると
チラリと一瞥しただけで、『それで、ええよ。』と即答。
犬のエサでももっと真剣に選びそうであるが、さすが父に対する娘の態度。
まぁそんなものだろう。
メイちゃんが電話で家に残った母、義姉、ファル君の
希望アイス銘柄を聞くが
母はまさかのガリガリ君リクエスト、
家に帰って袋を開ける、ガリガリ君のソーダ味と梨味が入っている。
ファル君がソーダ、
母は梨。『いつもはガリガリ君ソーダを食べるんじゃけど。』
思ったより母は、ガリガリ君に親しんでるらしい。
兄一家は用事で今日は早めに家に帰らなければいけないのだが、
メイちゃんはポコぞうともっと話をしたいらしく、
実家で晩御飯を食べて帰るといってくれる。
夕方に今度はゼニファーと二人で晩御飯を買いに行く。
子供たちからのリスエストは丸亀製麺のうどん。
お持ち帰りできるのである。
ポコぞうはとろ玉うどん
メイちゃんはシェイクうどんの明太とろろうどん。ハイカラである。
便乗してトトムもシェイクで凍らせレモン豚しゃぶうどんにしてみる。
買って来たヨー
ポコぞう、『あれ?とろろが入っている?』
だってそういうリクエストだったよ。
とLineでのご丁寧にも写真入りで送られて来た、リクエストを見せる。
たしかに”とろ玉うどん”というのは、とろろなのか、玉子がとろっとなのか
紛らわしい。いやむしろ後者のように思える。
『とろろがあるとちょっとかゆくなるかも。間違えた。
まぁとろろはよけて食べるからいいや。』
と食べ始めるが、すぐに箸がピタリと止まり
『ところで温玉がないのだが。』
おかしいな。確かにとろ玉うどんって注文したよ。
今から温玉作って入れる?
ポコぞうは『まぁ良い』と寛大な態度を見せ
食べたかった温玉がなく、食べたくなかったとろろのみのうどんを食す。
とろろまでよけて食べると完全な冷やし素うどんなので
無意識のうちにとろろも食べてしまう。
結果的にかゆくならずにすんだけど、いやこれはポコぞう可哀想だった。
でも文句の一つも言わず。
成長したな。ウルウル。
20時にメイちゃんを家まで送って行き、ばいばーい。
Second Day's MISSION
今年のお盆は実家に一泊です。
お昼ご飯を食べてから実家を出る。
車に乗り込むと、ゼニファーが後部座席の足元に
謎のプラスチックカップを発見。
昨日食べたアイスのカップ?
いや昨日買ったアイスは全部家に持って入り、
車の中では食べていないのだが。
よく見ると中に白い長楕円体が!
あぁ!これがとろ玉うどんの昨日忽然と消えた卵だ。
そういえば、丸亀製麺から車を発進させる時に、ゴトリと音がした。
『何か倒れたね?』とゼニファーが後部座席を振り返るも異常なし。
『背の高いシェイクうどんのカップは運転席と助手席の間に挟んで
倒れないようにしてあるし、
平べったい容器のも、ちゃんと後部座席足元にご安置してあるね。』
と高を括り、立ててしまったフラグ。
昨日の温玉なし完食事件を経て、今ようやくフラグ回収。
夕方になる前には家に到着。
明日は家族揃って
ミッションインポッシブル・デッドレコニングを見に行きます。
実はトトムは3回目(1回目は7月17日のJapan PremiereのIMAXです)
ポコぞうは先日お友達(ニヤリ)と観に行ったばかりなのだが、
その時は上映時刻の関係で字幕版を鑑賞。
吹替え版も、声優さんがイーサン・ハントの森川智之さん他、
みんないい仕事してるんだよね。
ポコぞうはやっぱり吹替え版も見たいというので、
初見となるゼニファーを誘ってみんなで行くことになったのである。
夕食後
前作ミッションインポッシブル6作目のFALLOUT(フォールアウト)から、キャラクターが続けて出ているということで
ポコぞうが提案
『今晩フォールアウト見ようよ。今ならAmazon Primeで無料だよ。』
おっけ。でもどうせならイルサが初登場する5作目の
ROGUE NATION(ローグネイション)から
2作続けて観るというのはどうだ!とトトム逆提案。
いいね!
お盆休みならではの無謀な企画を企てる。
(企画を企てるって言わないのかな?)
ちなみにイルサはデッドレコニングのヒロインの一人
イルサ・ファウストの”ファウスト”って名字カッケー!
ゲーテの『ファウスト』みたい。
毎回ファウスト(イルサ)は悪魔メフィストフェレス(MI6)と
契約をするが、メフィストフェレスの期待を裏切り続けるのです。
ミッションインポッシブルの映画ってアクションがすごいので
つい一気に見ちゃうけど、時間にすると意外に長い。
夕食を早めに食べ終えて、すぐに見始めるも、ローグネイション(131分)
見終わるとすでに22時過ぎ。
ROGUE NATIONとは”ならすもの国家”です。
でもナラズもズモーノも出て来ません。
そしてフォールアウト(148分)に突入。
しかしポコぞう、『もう眠い』と早々にギブアップ。
ベットへと消え去る。
まさにfall out 脱落であるが、
映画タイトルは一単語のfallout『核による死の灰』のことらしいよ。
フォールアウトからはゼニファーが鑑賞会に加わる。
23時を回り、お約束のカーアクションに突入。
『これいつまであるん?』とゼニファー
そーねー。あと1時間半くらいかな。
『無理、お先におやすみ~』
結局1人で2作品連続での鑑賞をやり遂げた時には
日付が変わっていました。
Third Day's MISSION
ミッションインポッシブルデッドレコニング上映は11時から。
終わったらそのままご飯を食べて、家に着くのが15時半くらいの筈。
本日ゼニファーは痛めた肩のリハビリで16時から近所の病院を
予約しているので、帰りに病院近くでドロップすることに。
ポコぞうは、森川さんVoiceのトム様映画を観るのに気合が入っているのか、
黒で統一したスタイリッシュなファッションで決めている。
まるで女性イーサン・ハントのようで
CIA本部の天井から吊るせそうである。
10時に家を出るが、高速道路を使わなかったために
何度も信号で引っ掛かり、時間ギリギリ。
それでも、ポップコーンとドリンクを買って、
映画が始まる前の”このあと公開予定”の映画の宣伝の間に入場できました。
トトムの左にポコぞう、右にゼニファーが座る。
ポップコーンは真ん中の席のトトムが膝の上に抱える。
映画中はのべつまくなく、右から、左から手が伸びて来て
ガサガサガサ。とポップコーンのバケットをまさぐり、
またスーっと手が引っ込み、ボリボリボリとむさぼるステレオ音響
まぁ気が散らないといえば、ウソになるが
鑑賞は3回目なので、ストーリーの進行を見失うようなことは無く
大丈夫です。
(ミッションインポッシブルは敵も味方も多数の勢力が入り乱れるので、
ホント、うかうかしているとストーリについていけなくなるので要注意)
ネタバレになるのでストーリーは一切書きません。(今のところ)
ただしこのPart Oneでの最重要アイテムは意外にも身近な”鍵”である
とだけ言っておきましょう。(それってフラグ?)
アクションはカーチェイスというか、銃撃戦というか
とにかくBMWもアルファロメオもフィアットもボコンぼこんになる。
もぅ、痛々しいくらい。(ハイ、フラグまた立ちました)
そしてミッションインポッシブルの見どころの一つは
イーサン、ベンジー、ルーサーの愉快な掛け合い。
これが吹替え版では日本語でいかんなく発揮されサイコーに面白い。
最後は圧巻のシーンで映画が終わり。
今回Part Oneで 次のPart Twoに続きますが、
それでも一つのお話として大満足な仕上がり、
且つ絶対Part Twoも見たい。
ハリウッドさんストライキしてる場合ではありませんよ。
そのまま映画館のあるショッピングモールでお昼ご飯を食べながら
『おもしろかったね~』
『やっぱり森川さんの声、かっこいい~』ポコぞう。
『あっという間だったけど、
映画の間ほどんどずっと車でガンガンぶつけまくってた印象。
ハラハラした。』とゼニファー。
では帰るか。
立体駐車場をグルグル回って降り出口へ。
歩道を横切って左折して車道に出ようとすると、
車の左側から、ガツンと突き上げられる衝撃が。
なんか歩道から車道へのスロープがない段差を通過したみたい。
映画でイーサンが階段をフィアットで走り下りていたシーンがあったからといって、マネをしたわけではないよ。
病院近くでゼニファーをポイキチしてから家へ到着。
駐車場に車を停めて、ハッと思い出す。
あっ家の鍵を持ってないや、ゼニファーから受け取るの忘れてた。
ポコぞうがゼニファーに電話。
病院内で電源をOFFにしているとアウトだが!
なんとか繋がる。
今から病院まで取りに行くね~。
やっぱり本日の最終アイテムは鍵だったか~。
車のスタントといい鍵といい意外に伏線回収するの早かったな。
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