見出し画像

海南は手の届かない存在だと思っているか?

「海南は雲の上の存在と思うか?」

「手を伸ばしてもとび上がっても

オレたちには届かない存在だと思ってるか?」

「実績でいえば確かにそうだ」

「過去の実績からいえば

海南とうちは天と地ほどもちがう」



「だがオレは…オレは いつも寝る前に この日を想像していた…」

「湘北が…神奈川の王者海南大附属とIH出場をかけて

戦うところを毎晩 思い描いていた」

「一年のときからずっとだ」

スラムダンク

今になってみると、引用して貼りつけるだけで涙が出そうになるけれど
初回、ストーリーを追って読んでいた時には、
不思議と涙ぐむ感じはなかったような気がする。

漫画の中にすっかり引きずり込まれた僕は、
予選の山場である翔陽戦を乗り越えた湘北が
「この勢いなら海南にも勝てるんじゃないか」
そう思っていたのかもしれない。

決勝リーグ初戦の海南大附属戦前、
赤木がチームメイトに思いを伝えるこの場面は
今年のWBC決勝アメリカ戦前
大谷翔平選手がチームメイトに伝えた

「憧れるのはやめましょう」

大谷翔平

と、通ずるものがあるのではないかと、
妄想を膨らませたり浸ったりしながら書きました。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?