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一時保護された親にとって連休は地獄

明日は、こどもの日です。
何が、こどもの日だよ、と一時保護された親は感じていらっしゃることでしょう。

児相に一時保護された親にとって、毎日は地獄のような日々なのですが、土日、また長期の連休は特に地獄だと感じます。

児相は、お役所です。
当然、土日祝はお休み、連絡がつきません。
連休は何日も連絡ができません。

私は、児童相談所の担当者(一時保護、児相とのやり取りには必ず各家庭と毎回担当する担当者が1人決められ、毎回その担当を通じ児相とやり取りすることになります)に毎日、こちらから連絡をし、一日を子どもがどのように過ごしたのか、聞くようにしていました。

親として唯一、この担当者を通じて子どもの様子を知ることができます。

担当者は、
「食事にハンバーグが出て、喜んで食べていました」
「今日は映画を見てからパズルをして過ごしました」
そのような画一的な事務的な文章で、教えてくれます。

実際に見た訳でもない自分には、あまりに虚しいだけの話です。

それでも連絡しなければ、全く何の情報も得られない為、一切子どもことを知ることはできないのですから、一日、一回だけ、私は必ず連絡をして様子を聞いていました。

これは親が精神不安定で、子どもを自分の思い通りにさせたり、子離れできていないなどの理由から、一時保護解除を求める親にとっては不利だとみなされる意見もある行為のようです。

でも、そのことさえも禁止され不利になるからと、子どもの様子を聞くことのできる唯一の手段である職員と連絡を取ることを諦められる親なんているのでしょうか。

そこで連絡をしない親の方が、よほど子どものことを思っていない親なのでは、と私は思います。


ただ、その子どもの様子を聞くことさえもできない、それが土日であり、連休ともなると数日間できない、それが続く、私の言う、連休は地獄です。

どこに行っても、我が子でない子どもを見て、心をえぐられるような思いをする、それが続く、その際たるものが連休なのです。


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