toto第1270回 海外toto開幕
The abyss gazes also into you.
深淵を覗く時、深淵もまた貴方を覗いている。
Jリーグが閉幕して冬の到来が告げられるとともに海外totoが開幕する。Jリーグ2021シーズンの最終回となったtoto第1269回はキャリーし、回顧する時間もなく海外totoに挑むことを強要されている。
深淵を覗かなければ掴み取れないtoto１等に向けて抜かりなく準備し戦闘態勢を整えなければならない。願わくば深淵のお気に召すように。
内訳はブンデスリーガが８試合、プレミアリーグが５試合。
プレミアリーグ
強者と弱者がわかりやすいプレミアリーグから取り掛かることが賢明であろう。第16節が対象の今回はご丁寧に強者を選択してくれている。
もちろんこれが罠だったという結末も考慮すべきではあるが、シティ、リヴァプール、チェルシーはホーム戦、BIG6への返り咲きを狙うアーセナルもホームにサウザンプトンを迎える。アウェイで戦うのはユナイテッドで対戦相手は最下位のノーウィッチ。
今シーズンの躍動チームはウェストハムだが、今回のtotoには選ばれていない。プレミア上位チームの特色としては引分が少なく勝ち切る試合が多いということ。得点数と引分は、ブンデスリーガと比較して得点数が少ないプレミアを攻略する上では重要なファクター。
シティの2分けはホームのサウザンプトン戦のスコアレス、リヴァプール戦で2負けは開幕トテナム戦とホームのパレス戦。開幕戦ではトテナムのカウンターに沈み、第10節のパレス戦は前半早い時間でミスから先制点を奪われペースを掴めなかったことと前半終了間際にレッドカードが出たことが要因であろう。
リヴァプールは引分が4つと多めだが、相手はチェルシー、シティ、ブレントフォードにブライトン。第10節のホームでブライトンに追いつかれてのドローと見た目は良くないが、アウェイでしぶといブライトンの良さが発揮された試合だった。
チェルシーの3分けは、リヴァプール、ユナイテッド、バーンリー。第11節のホームのバーンリー戦は相手GKの好セーブ、パワープレーに一瞬のスキを見せたことが要因であろう。前節第15節ではBIG4喰いのウェストハムに今シーズン初めての複数失点でシーソーゲームを落とした。シティ、リヴァプール、チェルシーの上位3チームから複数得点を取れるチームは少ないだろう。
なお、ミッドウィークでシティ、リヴァプール、チェルシー、ユナイテッドにCLの試合が組まれているがBIG4すべてグループステージ通過が決定しているため無視で良いだろう。
では、アーセナルはどうか。上位3チームにはクリーンシートで敗北、ユナイテッドには食らいついたが2-3で惜敗。特に第2節のチェルシー戦は見るべきで、パス、対人のスピード感に圧倒的な差があることが分かる試合。その他の試合でもパス精度の低さは目に付き、返り咲きを狙うBIGにはちょっと手が届かないという印象。アウェイでは、リヴァプール、ユナイテッドに続きエヴァートンにも敗戦で3連敗中。ホームに戻る今回はどうか。ホーム戦では5勝1分1敗で敗戦はチェルシー、引分はパレス。パレス戦はアーセナルの方が泥臭い得点でギリギリ追いついた展開。
対戦相手のサウザンプトンはホームで2勝5分1敗、アウェイで1勝2分4敗。失点数もアウェイの方が多く後半のホームチームの攻勢に耐えきれずというイメージ。ゴール前の混戦を押し込むパターンが多いが、アーセナルも同じ匂いが漂っている。安易にアーセナル勝利とは言い切れない。
プレミアリーグ5試合の結論はアーセナル以外の上位チームは順当に勝利を期待、アーセナルは怪しさが漂うため引分もマークというのが妥当であろう。
ブンデスリーガ
プレミアとは違い、ブンデスリーガはバイエルンが抜けており、それを追い掛ける資格があるドルトムントが次に抜けて、ドルトムントを追い掛ける資格があるチームが3位以下混戦という構図。大雑把に言えば圧倒的王者のバイエルンとその他というリーグ。そしてホームとアウェイでの圧倒的なパフォーマンスの差がある。プレミアとの違いは得点の多さにも出ている。中位チームでも1得点を許す試合が多く無失点の試合が少ない。つまり、試合の行方としてはホームチームがまず有利、次にバイエルン、ドルトムントが有利、その他は分からないというのが実際のところ。
自然とダブル、トリプルが増えることになるが受け入れるしかない大きな事実が目の前にもたらされている。この深淵から目を逸らさない勇者のみが１等の栄冠に輝くことができる。
toto第1270回 結論
虎穴に入らずんば虎子を得ず。
本線の購入マークと1億円予想については購入者限定にて失礼。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？