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20231031

2年ぶりに歯医者。目をつけていた歯科医院があって、ずるずると予約の電話を先延ばしにしていた折、Amazonでとある歯ブラシのレビューを目にした。そのレビューによれば、歯周病が原因で癌になるらしい。これはよくないと、勢いで予約の電話を入れた。いつもその勢いで生きなさいよ。そして今日、仕事を中抜けして雑居ビルの2階を2分割した狭い狭い歯科医院の門を叩いた。

挨拶がてらと言わんばかりに歯のレントゲンを撮られた。歯科助手のお姉さん、首に思いっきりタトゥーが入っててよかった。そして開口一番先生に「やっぱり気になるのは歯列ですね」と言われた。初対面やぞ。まあ気にはしているけど。そして自分の口腔内には存在しないと思っていた親不知を初めて認識した。波風を立てまいと、歯茎の奥で鳴りを顰めるその姿は持ち主に似ているかもしれない。

矯正かぁ。歯並びの悪さへの風当たりの強さは年々強まっている。育ちの悪さが窺い知れるなどという、それエビデンスあるんですか的意見も見たことがある。しんどい。望んで歯並びが悪くなったわけでもない上に、そこまで言われるなんて。もちろん歯並びが良いに越したことはないだろうけど、矯正の広告が多すぎるあまり、そうでなくてはいけないという呪いにかかっていやしないか現代人。手頃にも手軽にもなってないのに、なんなのか。とはいえ矯正しようかしまいかの瀬戸際に立たされているのである。するなら早い方がいい。ただし、お金があればの話。

歯がなくなっても食べられるもの

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