見出し画像

【熱中症対策!空調服使ってますか?】新米林業屋とてお

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

今回は、【熱中症対策!空調服使ってますか?】というテーマでお話をしていきたいと思います。

5月なんですが、すでに30度を越すような日が、ちらほら出てきていて僕たち林業屋、外で作業する人間としてはとてもとても熱い、辛い、日々が続いているんですけども。

朝はね、比較的涼しいんですけど、もう日が上りだすと一気に暑くなって、体を動かし始めたら、その体感温度っていうのはもうどんどん上昇してくるんですよね。いやー暑い。

で、夏場はですね、空調服っていうのを使っています。

今年ももう僕は使い始めているんですけど、空調服っていうのはざっくり言うと、「扇風機がついた服」です。

僕の使っている空調服は腰のあたりですね、2つちっちゃい扇風機がつけれるようになっていて、 腰のあたりから体全体を冷やすというようなものです。

バッテリーもその服の内側に入れておいて、配線もはわせるようになっていて、その線が邪魔しないようにマジックテープで固定できるようになっています。

この空調服なんですが、ちょっとだけ使い方にコツがあるというか、「その使い方すると意味ないよ」っていう使い方があるんですね。

これはもうまさに自分が体験したことなんですが、熱中症対策で空調服を使っているんですけど 、使い方を間違えて熱中症になってしまったんですよ。

その間違った使い方っていうのは、「空調服の下に重ね着している」っていう失敗です。

めちゃくちゃ単純な話ではあるんですけど、肌に直接風が吹くのと、布を一枚かませて風を浴びるのとではもちろん冷やされる感じというか体感の温度っていうのは変わってきますよね。

直接肌に風が吹いた方が涼しいと感じると思うんですよ。

それと同じで、着ているインナーが1枚なのか2枚なのかで体の冷やし具合っていうのはもちろん変わってくるんですね。

僕が失敗したのが、インナーを2枚着ていたのかな、あの時は。熱中症になった時は、空調服の風は吹いているんだがそんなに体が冷やされているような感じがしなくて、草刈り中だったんですけど、どんどんどんどん熱くなってきて、もうへたばってしまったっていうような体験があります。

なので空調服を着るときはインナーはなるべく少なく、1枚とかね。

全くインナー着ないっていうのはちょっとありえないかなと思うので、インナーは薄いやつ1枚で、体にピタッとくっつくタイプのやつがいいですね。

ゆったりサイズの体に密着しないタイプの服じゃなくて、体にピタッとくっつくタイプ。

コンプレッションシャツとかっていうのが多分ホームセンターとかそういうアウトドアショップみたいなところで売ってると思うんですけど、ああいうものですね。

なるべく体にピタッとくっつくようなやつ。あれを着ておくとより体が冷やされやすいかなと思います。

自分の汗。自分がかいた汗ですね。その汗の水分をそのシャツが吸っているので、うっすらシャツが湿っている状態ですよね。

その湿っているインナーシャツに空調服の風が当たることで、より体が冷やされる。

だからなるべくインナーの重ね着はしない。で、なるべく体にピタッとくっつくタイプ。

ゆったりしていると、直接風が当たりにくいというか、当たっている感覚が薄くなってしまいますよね。

肌があって、肌とインナーシャツの間に空間がある。その向こう側に扇風機がいるので、扇風機から出た風がインナーシャツに当たるが、肌に密着しているわけではないので、インナーシャツで風が遮断されてしまうんですよね。

体にピタッとくっついているタイプのシャツだったら、直接肌に風を感じることができるので、この使い方をお勧めします。

空調服を使うときは、そういう風に使った方がいいなと、僕が体感して思ったことですね。

熱中症になった時に調べたんですよ。空調服を使っているのに、なんで熱中症になってしまったんだろう?というのを調べていて。

そういう使い方をしてくださいねと書いてあるようなサイトとか。

実際に自分がその後、インナーシャツを2枚使っていたものを1枚にして、現場で作業した時に、「全然違う!涼しいな!」って、むちゃくちゃ感じたんですよね。

「マジか。このインナーシャツ1枚でこんなに変わるか!」というくらい、体感温度もそうですし、実際に体が冷やされている感じも全然違うので、これはぜひ、空調服を使う上では、1つ抑えておいてほしいポイントかなと思います。

今年は、なんだかすごく暑くなるみたいなんですが、 今年の夏は暑くなるぞって毎年言っていますが、今年の夏は本当に何かが違うみたいです。

スーパーエルニーニョ現象っていうのが発生するかもしれないみたいな。発生してるのかな?ちょっとわからないんですけど。

エルニーニョ現象。昔習ったような覚えがあるんですけど、あんまり覚えてなくて、もう1回調べ直してみたんですけど、あんまり思い出せなかったですね。

ペルーとかの近くの海の温度が高いか低いかみたいなので、エルニーニョ現象だったりとか、 エルニーニョの反対、ラニーニャ現象っていうのがあると。

今、現時点ではラニーニャ現象中らしいんですよね。ラニーニャ現象っていうのが、南米付近の海面水温が低い状態だそうです。

それが次、エルニーニョ現象。南米付近の海面水温が平年より高くなる。

このラニーニャ現象が終わってすぐエルニーニョ現象が発生するっていうのは、 ウン十年ぶりみたいなことが書かれていました。

こういったものの関係で、今年の夏はすごく暑くなるよっていうのがニュースとかで紹介されていました。

エルニーニョ現象っていうのが発生すると、基本的には冷夏になるらしいんですけど、日本はね。

他のもろもろの要因が重なって、普通のエルニーニョじゃなくて、スーパーエルニーニョっていうのが発生するらしく、それに伴って日本は今年めちゃくちゃ暑くなるよということだそうです。

なので、毎年ね、「今年の夏は暑い」って言っていますが、今年の夏は本当に何か違うらしいです。

大変ですよね。ほんまにちょっと大変やなと思って。ちょっと辛いなと。

屋外でね、作業する僕たちにとっては、きつい夏がやってくるんじゃないかなと思って身構えております。

熱中症対策として、空調服とか、そういった体を冷やすアイテム、熱中症を防ぐアイテムっていうのはどんどん使っていきましょうねっていうお話でした。

今回はこの辺で。本日もご安全に!ほなまた!

『note』で投稿している記事は、僕のブログサイトで無料で読むことが出来ます。 ブログ記事を気に入っていただいたり、僕の活動を応援したいと思ってくださる方からのご支援をお受けしております。 微力ながら、林業界に貢献をしていきたいと思っておりますので、応援していただけると幸いです。