斬っ裂く舞ってく轡で呼びたい呼びたい呼びたい! こんにちは、二十一歳です。ようつべで見つけて最近ずっと聴いてる曲が、実はチックタックでも流行っているそうです。先ほど四篇の詩を書きました、それはべつに詩と呼ばれずとも当然にそこにあるのですが、通じない言葉を使うのはもう飽きてしまった、青い光の中から声が漏れて出てくるのですが、それに従うことが一番楽なのだと気づきます、二十歳にもなればそれは気づきます、私は未だ人に正しく挨拶が返せません、それに流行りといえばですが、また美容院で、思春期に心的ストレスを受けることなく育ったタイプの人を失望させることができた、というので、私はそれを悲しく思いながらも、友だちを作ろうとして、言葉を勉強していますが、一体脳汁の出ないゲームのようです。一昨日、眼鏡のネジも締めてもらいました、野暮ったい髪型をしている女性は見ていると嫌な気分になってしまいます。お小遣いで今日もお買い物をします。小間使いじゃないのよと老婆は喚き散らします、彼は重たいヘッドフォンを振るい抑鬱と闘っています、彼だって辛いのです、まさかと思うでしょうがしかし、彼にだって真面目な一面はあります。そういうことを四篇目には描いています。私は口下手で誰にも彼のことを理解させられないのですが本当は彼もいろいろなことを考えています、屑ではなく、社会に貢献だってできます。就活もしています。ええ。:) 一〜三篇目はテーマなど何も考えず書いており、四篇目はいつのまにかテーマのようなものが浮かび上がってきて勝手に完成した形ですが、一〜三篇目のウォーミングアップがあったからこそ四篇目になにか人に見せようという意気の宿ったものが書かれたと思います、そして一〜三篇目には加えて、やはり心を癒す力がありました、なにか取り返しのつかないことをしでかしてやろうかというくらいイライラしていたのが、落ち着いたのです、傷つけることに鈍感な人というのがいて、そういう人が傷ついたときこそ、どうしたらいいのか普通は、わからないでしょうが今日は、言葉遊びというのに救われました、だからこれを書いています、これでフィニッシュして課題にでも取り組もうかという算段です、でも気が萎えています、木が枯れています、死が垂れています、実が熟れています、胃が揺れています、臭いトイレ。←こういう調子です。これはひとになにももたらしませんが彼の体を温めることは確かです。なにもかもバラバラにして一から組み立て直すような、そういうデトックスのようなのは、ドラッグなどで聞きますが、iPhoneのメモ帳でもそれができるんです。助かります、今日は本当に助かりました。はあ助かったというとき少し気持ちがいい。生の実感と呼ばれます。私、彼、おれ、僕ら、彼女、君、どれを使ってもいい、というところが始まりになるかと思います、主語をバラバラに壊すのは私の提案するメモ帳セラピーに重要なことです、もう一つ、人になにももたらせない意識状態でありながらも慎ましく提言できることというのが、好きなリズムにのっとって書くことです、それによってマインドフルネスに該当するようなものを得ることができて、より精神を癒すことができます。概念の解きほぐしと拍子です。こう書いてみると妥当性があるように思えます、なんとなく聞いたことのあるような方法だからです。さて、数十行目から始まった、人になにかもたらそうという意志の息吹のベールのようにふりかかった文章は、ここで終わりです。たまたま書けただけだからです。冒頭から私がどことなくよそよそしかったのは、心のどこかで誰かに読んでほしいと思っていたからです、しかし正当な努力を今の私はする気がないのです。癒されましたが眠たいです、部屋の窓の大きさにはじめて気がつきました、枕元に絵を貼ることを思いつかなかったのは、バスタオルの足りないせいですが、私は洗い物と掃除が得意で、ある人の陶器の食器と関わるように、私の大切にするものがあります、そういうことの一部も四篇目に書きました。書いたというもののはっきりはしていないように思います、まだ不安なところがあるように思います、しかし今夜よく寝たら、明日の朝には気分がよくなっている気がします。筆が止まりました。筆が止まったと書いたことであの正当な努力が要され始め、その圧力はたった今増してきていることでしょうが、私にその気はありません。一番好きなおやつはパンです。性器を無くしてしまいたいです。犬と交配してみたいです。それによって幽霊になってみたいです。あまりにも抽象的な試みと、たった今帰ってきた母の「お風呂洗っといてよー」という要請が、この生に同居していることが、私にとってなんとも、苦しいのか悲しいのか嬉しいのか狂おしいのか、それか、自らの愚かさを完璧に明快に説明する叱咤であるのか、ともかく私は誰かに何かを聞いてほしくて、今とても恥ずかしいことをしているというのはわかります、彼は誰かに何かを聞いてほしくて、どう見ても恥ずべき行為を犯しています、包んで丸めても滲んで拡がりつづける、どうしようもないのです。