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センスのいい人が知っている「パーソナルカラー診断」の上手な活用法とは?

あなたは、間違ったパーソナルカラー診断の活用をしていませんか?

パーソナルカラー診断の活用方法って、簡単に言えば「自分の魅力をアップする色を知る」ということですよね。
それなのに、診断を受けてタイプが分かり、カラリストに教えてもらったとおりの色を身に着けているのにどうもしっくりこない…周囲からの評価も上がらないし、自分でもそれほど似合っているとは思えない…そんなふうに感じたことはありませんか?

でも、パーソナルカラー10タイプ分類®でパーソナルカラーの色選びに関するコツを知ることで、教えてもらった色が似合わなかったという疑問が解決するんです!
せっかく時間とお金を使って診断したのに、それを活かせないなんて悔しいですよね。
この記事を読んで、疑問点を解決し、診断結果をカラーライフに活かしてください♪

色を構成する3つの要素 色相・明度・彩度

突然ですが、あなたは色を構成する要素を知っていますか?
例えば「緑」という言葉を聞いてイメージする色はどんな色でしょう?
ちょっとスーパーの果物売場を覗いてみてください。今の季節だと、スイカとメロンが並んでいます。どちらも皮の色は「緑」です。でも、同じ色ではありませんよね。
スイカの緑よりもメロンの緑のほうが、色が薄いと感じる人が多いと思います。これは、同じ「緑」という色相でも色の明るさはメロンの色のほうが明るく、スイカの色のほうが暗いからです。このように、同じ色でも明るさの差によって全く違う印象になります。

色は「緑」「赤」「青」のような色相と、明度という色の明るさ(薄い・濃いという印象でOK)、さらに彩度という色の鮮やかさで構成されているため、この中のどれか一つが変化しても違う色になるのです。
あなたが教えてもらった色を身に着けてもしっくりこなかったのは、この3つの要素を考えずに色を選んでいるからです。

パーソナルカラーのタイプ

パーソナルカラー診断を受けると、多くのサロンではタイプを教えてくれるはずです。
この「タイプ」が曲者で、当てはまったタイプのカラーパレット(そのタイプの代表的な色を集めた一覧表のようなもの)の色すべてが似合うと思いがちです。
そんなこたぁ、ありません。
同じタイプだからといって、同じ色が似合うとは限らないのです。血液型のように、きっちりかっちりタイプに当てはめることなんてできません。

ここで、3つの要素が登場します。
もっとも有名なパーソナルカラー診断の分類法、フォーシーズンのオータムタイプを例に考えてみます。
あなたが仮にオータムタイプと診断されたとして、なぜ、オータムタイプという結果になったのでしょう?

オータムタイプが似合う色は、イエロートーンの柔らかい色、もしくは深みのある落ち着いた色です。
このイエロートーン(色相)、柔らかい色(彩度)、深みのある落ち着いた色(明度)というオータムタイプの特徴のうち、どの特徴もすべて等しくあなたに当てはまっていたはずはありませんよね。割合で言えば、色相が6、彩度が3、明度が1かもしれません。この場合、深みのある落ち着いた色が似合うという明度に関するオータムタイプの特徴は、さほど当てはまっていないと言えます。
でも、オータムタイプのカラーパレットには、深みのある落ち着いた色も含まれています。そのため、診断結果のタイプを参考にカラーパレットを活用しようとすると、あまり似合わない色まで選んでしまうことになるのです。

参考:図もあるよ⇒ http://totalcolorlife.or.jp/2019/12/03/

タイプ分類に意味はない?

では、タイプ分類やカラーパレットに意味はないのでしょうか?
カラーパレットにどれだけたくさんの色が載っていたとしても、同じ色の服を店舗で手に入れることはとても難しく、ほぼ不可能です。
カラーパレットを参考に、店頭で自分に似合う色かどうかを見極めるには、タイプとカラーパレットをそのまま信じるのではなく、3つの要素のうち自分にはどの要素がもっとも特徴として当てはまるのかを知らなければなりません。
前述の例で言えば、「タイプはオータムだけれど、深みのある落ち着いた色はあまり似合わないので、イエロートーンの色という点にこだわって選ぶ」という感じです。

ポイントを絞った10タイプ分類

「オータムタイプの特徴が全部あてはまらないなら、オータムタイプじゃないんじゃない?」と思われたあなた!
そうです。間違いではないけれど、上手に活用するためには不便なんです。しかも、この例で言えば「イエロートーンの色」という点にこだわればいいのですから、スプリングタイプでもいいのでは?ということになります。これは、色相の特徴が顕著だからです。

このように、色相・明度・彩度の3つの要素のうち、一番ポイントとなる特徴をあなたのタイプとすることで、わかりやすく色選びを簡単にすることができる診断方法がパーソナルカラー10タイプ分類®です。

フォーシーズンを細分化している分類方法とも違うため、フォーシーズンのタイプをまたいで似合う色を見つけることができます。
これが大きな特徴です。
最近はモデレートという、肌のベース色がはっきりしない人が増えています。この点でも、ベースの肌色を基本として診断するフォーシーズンや、フォーシーズンを細分化していく分類方法では対応できない部分をカバーすることができるのです。

まとめ

センスがよく、パーソナルカラー診断の結果をうまく活用できている人というのは、タイプ分類やカラーパレットの中身を鵜呑みにせず自分に似合う色をきちんと把握し、選ぶチカラを身に着けている人です。
個人診断では、カラリストがきちんと「タイプは〇〇だけど、その中でも明るい色が似合う」というように説明してくれます。また、タイプにこだわらずに似合う色を見つけてくれるサロンもあります。ウチとかね。
でも、時間的にも予算的にもそこまで診断することができない!という人も多いはず。

そんなとき、自分のタイプを知っていれば便利です。
ところが、そのタイプが間違っている、活用するにはちょっと不便、というのでは意味がありません。具体的に似合う色を見つける詳細な診断を受けていなくても、上手にパーソナルカラー診断の結果を活用することはできます。そのためには、なるべく分かりやすいポイントを絞ったタイプ分類が必要です。

フォーシーズン分類や、フォーシーズンを細分化した分類方法では自分に似合う色を見つけることができなかったと感じたら、ぜひ一度フォーシーズンのタイプをまたいだ(これ、いつももっといい表現がないか考えてしまう…)パーソナルカラー10タイプ分類®も気にしてみてください。

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